ドルビーシネマ凄い!
大迫力のサウンドと大画面ならチケット代高くたって大満足!
情けないことに都合3回涙が出てしまった。
そのうち2回は多くの皆さんと共感できると思うし、ネタバレにもなるので明かさないが、僕の最大のダダ泣きシーンはゴジラのテーマが流れた瞬間。
うわーっここでようやく流れるのか!
ってんで自然に涙があふれる。
や、僕そんなにゴジラには思い入れないんだけどね。
でも演出って言うのかタイミングって言うのかそこが抜群!
肝心の内容。
佐々木さん始め吉岡さんや神木さんまで相変わらずの仰々しさが目立つ。
映画や演技ってのはこう言うもんなんだって言うなら残念極まりない。
しかしそれをも目をつぶらせてしまうほどのストーリーの妙。
事前情報がゼロだったのでまさかの終戦時の話に驚き。
と共に永遠の0を想起させるような展開に胸熱。
素直に受け止めればナショナリズムがテーマに思えてしまうが、一方で原爆=ゴジラだとすればこの映画のキャッチコピーにある、生きて抗え、が相当に心に響いてしまう。
まさしくそれは生への執着であり、それはゴジラだって同様なのよね。
もうひとつ、終戦間もない頃なのでGHQの縛りがきつく、結局ゴジラ退治は民間人の手によるしかなかったと言うこと。
これは世界各地で起きている争いへの回答のような気がする。
んで、最後。
典子の首元・・・
あれは??
色々とツッコミ箇所もあったけどそれをブッ飛ばすほどの素晴らしい物語だったなー!