なつミン

ゴジラ-1.0のなつミンのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
2.5
「ゴジラと私」的セカイ。ぶっ飛んだ銀座壊滅とワダツミ作戦シークエンスを無にする、過剰に演出される「生きろ!」的メッセージの数々。
また俳優の演技が地獄で、神木隆之介も浜辺美波も安藤サクラに至っても、共感性羞恥不可避のシーンがいくつもあるのだった。子役の女の子の感情表現が「無」そのものなのは唯一の救い。

というか戦争に対してこんなに被害者ぶれるのって、もはや才能である。『オッペンハイマー』よりこっちのがよっぽど倫理的に誤ってると思うけど。

アメリカを排除した「ゴジラ史観」の先に日本の(経済)発展はありうるのか(当然あり得る、皆んなが生きてる限り‥‥!)。
もうどーでもいいよ。
なつミン

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