そう

ゴジラ-1.0のそうのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラ撃退作戦、プロジェクトとしての面白さでしょうなあ。エンターテイメントにはなっていると思いますが、これに2000円払う価値はないです。そうじゃなくても最近は安い日狙って観てますがwちなみに、ちゃんと東宝シネマズで観ました笑

山崎監督は白組出身でCGは凄いし、撮り方も上手い。観客の盛り上げ方を知っているし、自分もノリノリで作っている感じがする。

ただ何か物足りない。芝居をつける力なのだろうか?

役者のタイプにもよると思うけど、神木隆之介は監督の指示に従うタイプだったのだろうか?朧げな記憶ながら「永遠の0」の田中泯は凄かったし、相性の問題もあるだろう。

しかし神木君はこれだけのキャリアを築いていて、あの芝居で良かったのかどうかなんて自分でわかると思う。でもそれで監督からOKを出されてしまえば、大抵の場合そこで終わる。もっと粘って欲しかった。監督を信頼していたのかもしれないし、自分に自信がなかったのかもしれない。

勿論自分に芝居の心得はないし、演技論を語れるわけでもない。ただ、この映画の彼の演技にはまったく気持ちが乗らなかった。何を見せられてるんだろうという感じで正直驚いた。神木隆之介ってこんな感じだったっけ?るろ剣とか凄い良かったけどなあ。

るろ剣で思い出したけど、やっぱり神木君は熱血漢とか昭和の男を演じるには無理がある。ましてや軍人など…。だからこれは彼だけの責任じゃない。キャスティングミスだよ。特攻から逃げた繊細な男だからってのは言い訳にならない。神木君の方にも身体作ったりとか役作りをしっかりする責任があったのでは。

ただ佐々木蔵之介があんだけ出張ってる時点でこの映画のテイストは決まっていたも同然だがw吉岡秀隆と2人で回してましたね。あれは力技っていうか、恐れ入った。体叩くだけで気持ちを伝える安藤サクラも流石。何なんだろうあの岩のような存在感は。山田裕貴も彼自身の真っ直ぐさがキャラクターに息づいていて良かった。不死身の浜辺美波はトム・クルーズだった笑

神木•浜辺ってこれ朝ドラコンビなんですね。狙ってか狙わずか。いや狙ってないわけないな。
そう

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