古い体質の家族観と女性観。男の友情とロマンチズム。ベタベタな伴奏と説明のための独り言を多用。この時代にこんな映画作って恥ずかしくないのだろうか。
そして神木隆之介の演技も大袈裟で見てられない。藤原竜也にでもなるのか。
美しく死ぬ道筋を見せてきた演出とは逆の、取ってつけたようなラストもムリ。生きることを肯定するのならちゃんとそういう場面を積み上げるべき。その取ってつけたようなラストでヒューマニズムっぽくしてるんだから余計タチが悪い。
ゴジラが生まれた理由やこれまでの作品が持っていた批評性も全く無視してるとしか思えない。