え評価高いんですね。私には微妙でした。
微妙だと思った点を箇条書きに。
・人間ドラマの無さ。神木と浜辺の大根演技。シリアスなシーンで笑ってしまったし、周りからも失笑が聞こえてきました。
神木じゃなくて磯村勇斗、浜辺じゃなくて二階堂ふみで見たかったですね。
・海のシーンの多用。分かる、分かりますよ？予算厳しいですよね。でも本当の映画を作るんだったら海のシーンでラクしたらダメですよ。
戦後がテーマなんですから戦後の銀座の街並みや人々、それを破壊するゴジラと戦闘シーンをもっと見たかったですが、それを予算の関係で諦めた時点でこの映画は一流の映画ではないですね。
・で、その海のシーンも一旦ゴジラを沈めて引き上げる意味が分からなかったですね。
急激に引き上げることで気圧変化に耐えられない云々の説明は、ゴジラの顔を水面に出して口に特攻するシーンを撮りたかった都合ですよね？
・民間vsゴジラを謳う割に民間企業の登場の少なさ。
出てきたのバルーン会社「東洋バルーン」ぐらいですよね。鉄鋼、ゴム、化学などもっと民間企業が総力を結集して民間企業がゴジラを倒すみたいな熱いストーリーにできたはず。
結局戦艦と戦闘機が倒したような感じで「民間感」が無いなと思いました。
他にもツッコミどころはありますが、やはり一番は神木隆之介、浜辺美波主演二人の大根演技がストレスになって退屈な映画でした。
ラスト30分ぐらいでゴジラのテーマが流れてようやく普通くらいの面白さになってきた感じでしたね。
