このレビューはネタバレを含みます
ハリウッド版ゴジラもシン・ゴジラも好きだけど、これが見たかったんだ!というゴジラを体現してくれた作品。
戦後間もなくという時代設定も良く、成す術もない状況下で街や人を蹂躙していくゴジラの恐ろしさに本当に惹き込まれた。
ゴジラの圧倒的な強者というイメージを崩さず、その中で人間は如何にして立ち向かっていくのか。
ただゴジラがかっこよく暴れ回っているのを見るだけで大満足なのに、ストーリーが作り込まれていて良かった。
仲間を殺され敷島が憎いけど脱出装置を用意した橘の想いとか
水島に未来を託し戦闘に参加させない艇長と、それでも共に闘いたい水島の心情とか
やっと生きる希望を見つけた敷島にとってかけがえのない存在になりつつあった典子を殺すのか、、と暫く呆然になったけどラストで再会を果たすシーンとか。
とにかく胸熱展開多すぎて、特に再会シーンは号泣。
昨今の映像技術が発達した時代でゴジラが見れるのは本当に幸せ。
これからも国内外問わず、ゴジラを盛り上げていってほしい!