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ゴジラ-1.0のpicaのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.2
公開最終盤でやっと観れました。
山崎監督はじめ白組以下スタッフの皆様、アカデミー賞視覚効果受賞おめでとうございます!
(ちゃんと冒頭に受賞画面出た👏)

鑑賞してみて、この受賞は納得。
いかにもハリウッドでもウケそう。
でも絶対日本人の方が理解度が深い!


(以下ちょっとネタバレあり)


カメオ出演の俳優さんにまで至る出演陣の豪華さとか、恐れ入谷の鬼子母神とか(これどうやって各国語に訳すんでしょう笑) 伊福部昭さんの音楽のすごさの再認識とか、わかる世代でよかったー。ゴジラシリーズはシン・ゴジラさえ観てなくて、全然通ってきてないのですが(沢口靖子さんが出てたのは観た…あれはゴジラ?) 脚本がよくできていて、未知の怪物に全然歯が立たない感じからの大逆転がスカっとしました。

脚本はまあ先が読めてしまったし、ご都合主義なのは否めないところがちょっとマイナスです。 典子さんあの状況で助かるとは到底思えなかったし…全員奇跡の帰還がかなっても、放射能たっぷり浴びちゃってるだろうし、きっとこの先は…ゴニヨゴニョ 
でも娯楽大作に細けえことはいいんだよ!の精神で笑

佐藤直紀さんの音楽も良かった。
お?って思うとだいたいスタッフロールに名前のある方なので、自分がファンなのかも。

神木隆之介くんの顔つきがどんどん変わっていくところさすがだし、同じ子役出身の吉岡秀隆さんは同世代とは思えない巧者ぶり、佐々木蔵之介さん&山田裕貴くん登場あたりから俄然おもしろくなった感。登場人物みなさんいい役で、印象深い場面たっぷりでよかったです。子役の女の子もめちゃ演技上手くてびっくりしました。
女性陣含めみんなステレオタイプではあるんだけど、キャラ立ち大事!

たぶんこの先何回も観ないとは思いますが、おもしろかったよー!って自信をもってひとにオススメできる映画でした。
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