ゴジラは海に浮いているということで、多分水の中で白鳥みたいになってるのめっちゃおもろい。
戦争で死ななかった男たちが、ゴジラと戦って死ぬかもしれないことに内心では少し希望を持っているのが悲しい。
繰り返される国家批判も、ソ連を気にして国がゴジラに対抗できないのも、結局民間の作戦であることが強調されるのも、当時の世情の反映というよりも製作者の現行政府への諦めが感じられた。
それでも生きる、という方法でしか対抗ができないんだな。
あの場にいた人も銀座の人も、みんな被爆したんでしょうけど、政府はこれも民間人が勝手にやったこととか言って救済しないんでしょうか。