まーし

ゴジラ-1.0のまーしのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.7
噂に聞いてた1000倍おもしろかった!映画館で観ればよかった~~~~

あらすじ知った時点で戦後ボロボロの日本でどうゴジラと戦うかってすごく楽しみにしてたけど、納得のいく戦い方で大満足でした。それはないやろ的なところもひっくるめて楽しめた。『シン・ゴジラ』も本作も、その時代の持ちうる戦術を使い切ってる感じが最高!観終わったあとに-1.0の意味が変わってくるのも良い。

『永遠の0』とか『ラーゲリから愛をこめて』とか『オッペンハイマー』とか戦争映画や小説を最近味わってたからより没入度高かったかも。ゴジラでほろりとさせられるとは思わんかったなぁ。

アカデミーの視覚効果賞取ってたけど個人的には音楽の方がよかったな。あそこであの定番流されたら震えるわ。
映像に関しては海外作品にはやっぱり適わんなぁ、と思うけどヒューマンドラマに軸をおいて、ゴジラの出現を少なめにしたからその分見ごたえがあったのかも。サメ映画的な楽しみ方。この制作陣でサメ映画作ってくれんかな。

ヒューマンドラマもとってもよかった!神木隆之介演じる敷島の個人的な思いや、戦争を生き残り今後の日本を守りたい人々の思いも響くものがあった。日本軍の思想へのアンチテーゼも効いてるからすっきりした。
ただ山田裕貴があまりにもラジオ通り過ぎて笑っちゃった。
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