くさむすび

ソフト/クワイエットのくさむすびのレビュー・感想・評価

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)
3.1
登場人物たちの一つ一つの言動にイライラしながら鑑賞。でも全編ワンカットで工夫もなされているのでサクサク見れてしまう。行き当たりばったりの行動を描いて衝動的に動いてしまう差別主義者の愚かさを訴えたいことは分かるがそれ以上無いので、ワンカットなのもあり途中で推進力が失われてしまうのが明白。スリラーとしてはそれだけでは物足りない。
自分の能力の無さを棚に上げ、多文化主義・多様性・受容という言葉を敵にして攻撃するマージェリーを見て、「多様性という言葉の恩恵を受けているのは白人史上主義者も同じでは?」と思った。
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