チャタレイ夫人の恋人のKATOのレビュー・感想・評価

女性の性と愛の解放。誰かを愛することと愛されることに抗わない。書かれた当時はかなりセンシティブ扱いされただろうことが当然だと感じる内容。

夫から好きにしろと言われた孤独感はわかるけど、そのシチュエーションに酔ってさらに愛が止まらなくなったんだろうと感じた。否定されるから頑なになるし、理解されないと知っているから燃え上がるもんだよな。冷静になったら、男なんてみんな一緒よ！ と別れそうなカップルだよね。変なところで、ふとした瞬間に気持ちが冷めそう。