クラウンを観てエマ・コリン可愛いと思って、この作品も観てみたけどこんな話だったんだ。何も知らないで観たけど思ったより面白かった。エマ・コリンやっぱりかわいい。華奢で童顔だけど、なんか女性の強さも兼ね備えてて魅力的。
表面だけ観ると不倫を美化してるような作品。でもなんかコニーとオリバーの二人の恋が、すごくピュアで美しいものに感じてしまう。コニーの旦那も、嫌なヤツだけど戦争で突然未来を奪われたから完全に恨みきれないキャラクター。コニーもオリバーもこの旦那さんも、それぞれ暗い部分を抱えて心が独りで、それでも何かを求めてここに行き着いてしまったように感じる。
使用人のおばさんの一言印象的。「社会的地位も何もかもすべて捨てた。二人を悪く言わないで。これは、愛の物語なの。」そこでこの映画は愛の物語を描こうとしてるんだって、思った。ずっと幸せになれないような雰囲気があったけど。
時代背景的に今よりも身分がすごく大事な時代で、不倫をして、離れていくってすごく大変なことだと思う。それでも周りなんか気にしないで突き進むことができてしまうのはすごく好きだからなんだなと思う。ある意味怖い。禁断の恋。
