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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)のしのレビュー・感想・評価

4.3
 今までで一番好きやったかもしれん。
 まず、やっぱり立川監督×櫻井脚本は素晴らしい。
 加えて、早すぎない展開・見どころの多さがコナン作品の中でも頭ひとつ出てて良かった。コ哀成分多め、博士のクイズの面白さ、黒の組織のなかでのそれぞれのキャラの動きやコナン性の強いコナンが良かった。(+スピッツの歌良すぎる…!)
 特に黒の組織という組織はやっぱり(単行本の漫画などを読んでると)それぞれの思惑と関係が絡まって面白いなーと改めて実感した。
 個人的な考察というか妄想した良かった点は、コナンが正体がバレないようにするためにお守りとして灰原に預けたメガネが、灰原がコナンを助ける際の目標として機能してたこと。メガネによって新一とバレないこと=メガネによってコナンだとわかることが成り立つのもこの機能の仕方と噛み合ってて面白いなと。
 キャラの描かれ方でいうと、キール・ベルモットの有能さ関係は安室・赤井の有能さと同じように描かれているように感じた。

 コナンの読者としては、黒の組織もとい白の組織のキール、ベルモット、バーボンがかっこ良かった反面、その有能なキャラにしてやられるジンとウォッカがまたかわいそうに思えてきた(笑)。後、またジンはコナンの正体知ってる黒の組織のメンバー潰したなぁと。そして、ラムが烏丸に老若認証システムを使いたいと言ってたのはやっぱり烏丸が年齢変えてるからか?とワクワクして楽しかった。
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