このレビューはネタバレを含みます
ここ数年のコナン映画の中でダントツで面白かった。泣きそうにもなったし、鳥肌も立ったし、満足度が高い。
無理矢理アクションを組み込んだり、
無理矢理キャラにスポット当てようとしたり、
無理矢理蘭と新一を絡ませたり、
っていう時期の映画もあったんですが、
ここ最近はちゃんとストーリーにこだわって作られてて
大人が楽しめるのも意識してるんだろうなと感じる。
古参ぶるファンにはなりたく無いけど、
1作目を映画館で見てから（小学生）
ずっと追ってきてるので、
だからこそ今作のクオリティの高さに
震えてます。
ありがとうございます制作陣。
コナン作品の良さが詰まってました。
●主人公江戸川コナン
もはや新一とは別物として捉えても良いくらい、小さくなってもとにかく活躍しまくれる主人公。圧倒的。
頼れるところはしっかり人に頼る。
●味方たち
赤井さん、安室さん、ベルモット。
コナンの味方で組んだら最強説。
赤井VS安室、まさかの電話越し演出が新鮮。ラストのベルモット、予想してなかったから見事に心撃ち抜かれた。
●キール
キールに迫ってくれるのレアだから、感動しちゃった。拳銃を額に当てられたときの、とうに覚悟決まってるけど諦めないわよ感、その表情がキールって感じで眼福。
●蘭ねーちゃん
まともな人間界の最強ポジション。
ドラゴンボールでいうと人間ヤムチャ。違うな、霊長類最強。
昔から哀ちゃんのこと、ちゃんと可愛がっててちゃんと平等に心配してて
ほんとお姉さんポジション。
戦いのシーン、かっこよすぎた。
●博士
哀ちゃんを心から愛してるのがちゃんと伝わってきた。前日譚のアニオリも見ておいて良かった。家族じゃないけど家族よりも大事な存在。
博士の涙が物語ってた。
●哀ちゃん
幼少期の友達との再会。ここのエピソードまじで痺れた。哀ちゃんも志保ちゃんも、根本は同じ、本当に温かい人。
コナンとの絆を再確認できる素晴らしい内容だった。
哀ちゃんと蘭ねーちゃんのハグは泣くしかない。
●ジンニキ、ウォッカ
ウォッカ、こんなに出番あるなんてw
ジンニキは相変わらず、冷酷な目してるけど、なんやかんや人の意見聞いてくれる兄貴。
やべー。久しぶりにコナン見て興奮したわ。誰かに話したくなるくらい楽しかったのは久しぶりだ。
ゲスト声優も違和感ない方で良かった〜。
一つ気になるのは、話難しいけど、キッズ達は楽しめてるのだろうか？
追記〉
一個重要な事を書き忘れた。
今作のオープニング、歴代ナンバーワンのカッコ良さだった。
ゴチャゴチャしすぎず、スマートなんだけど、ドキドキする感じ、今までありそうでなかった、センス！
もちろん来年も観に行く。
待ってろ、和葉ァ！！
