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水は海に向かって流れるのyowskeのネタバレレビュー・内容・結末

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

原作に思い入れがありすぎてまともに評価できないけど、少なくとも原作をとても大事にしてくれたことはわかった。

田島列島はストーリー展開自体に妙があると言うより、何気ないやり取りや、ふとした行動に魅力があると言うか、神が細部に宿ってる系なので、120分の映画に詰め込もうと思うとどうしてもこうなるよね、とは思う。

広瀬すずは雰囲気はよても良かった。前半の演技がもう少し「榊さんのアンビバレンツ」的な色々入り混じった結果のそっけなさ、が出ると良かったけどそれがどんなものかオレもわからん。

原作含めてだけど、人と人の理解とか繋がりとか恋愛とかちゃんと扱ってるのに/ので、抱きしめるシーンやキスシーンが一度もない、てのはとても好きなこだわりです。

高良健吾の頼りないニゲミチ先生はとても良い演技でした。脇は名バイプレイヤーたちが固めてたので安心感ありましたね。
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