小さな子どもを持つ親としては観て良かったと思えた作品。諸々不安を感じさせる序盤からグイグイ引き込まれ、中盤、終盤と色々な物事がつながり、個人的にはラストシーンも十分希望を感じられるものでした。
世の中、大変なことや辛いことはたくさんあり、登場人物は視点によって、悪い人に見えるが別の視点からみるとそうとも言い切れず、問題をすぐに解決できる特効薬はなく、歯がゆい気持ちになるけど、それでもわかり合える人と前を向いて生きていく、そんなメッセージを感じられ最後は前向きな気持ちになれました。
それと、全編通して役者さん、坂本龍一さんの音楽と素晴らしかったです。
