１回目の鑑賞。第一幕のリアリティのない学校、校長、教師の対応に白けた。あんなふざけた校長先生いないでしょ。担任も保護者の前で飴舐めたり、変な謝罪コメント覚えてたり、あり得ないです。東京０３のコントみたいです。第二幕と三幕で違う視点での真実が明かされてきますが、父子家庭のお父さんも意味不明で、全く感情移入もできず、校長先生もリアリティを感じません。刑務所の中の会話もつまらないです。是枝裕和監督の作品は、カンヌ国際映画祭では審査員と波長が合うのかもしれませんが、カンヌ映画祭は日本映画に甘すぎではないかと思ってしまいます（北野武監督の評価が高いのも私には意味不明）。この作品も2回見たら面白くなるとは思えませんでした。とりあえず、自分の子どもに感情ぶつけるのだけはやめようと反省しましたけど、作品全体は全く響きせんでした。
