ずっと不穏な空気が漂っていて、なんだこれ、の連続だったけど、点と点がどんどんつながっていくさまに目が離せなかった
視点が変わるとこんなにも見え方が変わるのかと…
一面しか見られていないと誰もが無意識の加害者になるけど、自分の視点が全てじゃないという意識、当たり前のようで難しい
坂本龍一の透明感たっぷりの曲も相まって、感情がぐちゃぐちゃになってしまって
どうしようもない結末に、何もかもがどんどん転がって集約していってしまう感じがやりきれない
この手の子供の苦悩を描いた映画では周りの大人が子供の話を聞こうとしない姿勢を取ってることが多いけど、先生や母親は子供に寄り添おうとはしていて、それでもなお事実が歪んでいってしまうのがつらかった
恋が何かさえよく理解できない年頃の子供たちが、人とは違う感情の芽生えに気づいた時、きっと混乱してどうしようもなくなっちゃうのだろうな
そこに、外部による「異質なもの」への残酷な攻撃も加わって🥲
誰もそんなふうに苦しまない、それが当たり前の世界に変わっていってほしい
片方の靴がなんのメタファーか考えてる
今夜はaquaを聴きながらねる
