怪物のりすのレビュー・感想・評価

2023年43本目、劇場18本目のレビュー
是枝監督
カンヌ国際映画祭脚本賞受賞


三度目の殺人を思い出させるよう構成
人間には誰しも狂気が潜んでいるなんていう当たり前なことを描いた作品ながらあまりにも構成が上手い

含みをもたせるラストシーンの解釈は分かれど、終わり方すら是枝監督らしい


ずっしりと重いと言うほどの作品ではない、見やすさの中に考えられる内容が散りばめられている

他者を理解することの難しさを感じずにはいられない、そんな作品