このレビューはネタバレを含みます
しんどい映画だった。
“羅生門”的な視点の違いから、分かり合えない人たち、お互いの姿が怪物に見える
みたいなテーマの話だと思ったら、意外と終盤、母と先生の視点が簡単に合流するから、あれってなった
皆お互いの姿は怪物に見えるけど、皆人間って話が書きたかったのか
最後は演出的に2人は死んでる、とかなり思うけど、生きてるっていう解釈もあるのか…
というか、小説だとそっちより?
見間違いかもしれないけど、土砂の中に足がちらっと見えた気がするし、産道みたいなの通ってるし、最後の2人は走ってるの天国っぽいし
映画だけでは登場人物の行動を理解するのに穴が多すぎる。1つの作品としてそれは良いのか…?
満足感がある映画だった。でも絶賛するには、色々モヤモヤするところが多かった気がする。
感動するって意見多いけど、
子どもの自殺を見て、感動するって…