このレビューはネタバレを含みます
前情報あまり入れずに見たのでシリアスすぎて鑑賞後も緊張感が残る。
君の名前で僕を呼んで の影響も少しあるのかな。綺麗な感情に既視感。
田中裕子安定の演技。顔のパーツは派手な訳ではないのに迫力が凄い、技術の賜物なんだろうな。多くを語らず一番含みがある。そしてホルンが良く鳴ってる笑
瑛太の張り付いた笑顔も最高。
子役達はもう子役ではない、ただ子どもであるだけの俳優って感じで2時間があっという間だった。
是枝監督はどうしてあんなに子どもを捉えることが出来るんだろう。インタビューをよく読みたいと思う。
あと度重なる伏線回収こそが本質、みたいな。
怪物がいるという思い込み自体にとりつかれる人。
同調圧力、偏見、バイアス、純粋。
ラストの叫びは安堵なのか苦しみなのかに涙が出た。
追記
ネグレクトであることの描写、靴のサイズが合っていないこと、あれ現実にあっても親以外が買い与えることってできないんだろうな。