きりい

怪物のきりいのネタバレレビュー・内容・結末

怪物(2023年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

全く事前情報なく臨んでよかった。
一緒に観に行った人と抱いた感想が真逆でレスバになりそうでした。
観た後に色々感想言いたくなる映画は名作って相場が決まってるので、それもまた良し。

とにかく小学生と田舎と実家の解像度がすごすぎて圧倒される。
年1ペースで映画撮ってて、毎回カンヌだなんだと言われてる是枝監督ってマジ何者なの??

んで、この映画のタイトルに「怪物」って持ってくんの改めてすごい。超ミスリード。
結局、人は主観でしか幸せの定義を出来ないし、親の庇護下にある子供が自由だったことなんてあるはずないんだよな。
それでも、帰り道や廃線での2人は確かに自由で輝いてたよ😭

エンディングの解釈については2人は死によって救済されたと思う派だし、全体としてはクィアの映画ではなくボーイミーツボーイの映画と解釈している。
きりい

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