わたしの記録用

怪物のわたしの記録用のネタバレレビュー・内容・結末

怪物(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます


期待しすぎたかもしれません。
映画好きにはささるんだろうなぁ。
なんか後ろ髪引っ張られる作品を
作る監督さんなんだなぁ。万引き家族といい。
(あっさい感想)




後日☞レビュー変更
3.5→3.9

なんかずっとこの作品のこと
考えちゃってる自分がいる。

鑑賞後
深い様で深くないかなと思ってたけど、
よくよくこの映画を振り返ると
星川くん、浴室で亡くなってたのかな。

お父さんに転校する事と好きな女の子がいるって言わされて、
麦野くんに自分の気持ち嘘つきたくなくて、
嘘だよ…って出てきてすぐ虐待受けてる描写があったけどシャワーの音聞こえてましたよね!?
そこから次の日の昼過ぎまで、
浴室にシャワーかけられっぱなしで
衰弱してるのにすぐ山に2人で行けるのかな?
と考察したら、
無理があると思うんですよねー。

その星川くんが死んだショックで
家から出た後の話は麦野くんが作り出した妄想で(精神的にもきてる描写あったし)
2人で山に行って、運転席にいる、
雨が上がった山であるはずの柵がない
綺麗な風景が広がる
奥の道(ジェンダーについて偏見のない自由な美しい死後の世界)に2人で行けたのかなとか。
麦野くんが、後追いしたのかな。
2人でずっと一緒にいれる世界が
死後の世界だなんて悲しいね。

ここまで考えさせられたのは
初めてかも。
変に同情誘う演出がなくてリアルな映画。