怪物のあべきょのレビュー・感想・評価

親心の切なさ、無力感、
子ども心の暴虐さ、繊細さ
学校の大人たちの汚さ、世知辛さ

複数視点で様々な人間の嫌な感情を見せつけられ、終盤まで胸がキリキリと押し付けられるような感覚があった。

この意味では「胸糞映画」に分類されると思うが、そこに全く別の感情体験をもたらす最終盤、、、
映像はもちろん、故 坂本龍一の音楽も流石だった。