このレビューはネタバレを含みます
すごく刺さる
誰から見るか、どれくらい知っているかによって怪物かそうじゃないかなんて変わる
母親視点、ホリ先生視点、みなと視点で話を繰り返していく展開
自分の子供、親、生徒、先生
それぞれがそれぞれの色眼鏡を通して人を見る
男らしさ、親らしさ、家族らしさ
普通の男、普通の親、普通の家族っていう枠組みがどこかにある怖さ
校長だけ自分が怪物であることを自覚してた気がする
自分が持ってる情報だけで判断した結果こうなってるけど物事の全容なんて誰もわかりようないよね
校長の事件の真相とか依里の家庭環境とか描かれてないところはあるけどそこが自分の予想と違うかったらまた見え方が変わってくるんやろうな
所詮おれらもこの映画で描かれてるところでしか判断できひん
田中裕子の声はほんまに魅力的