1つのストーリーを、母親、教師、子供それぞれの視点から見せてくるタイプ。
見る視点によって怪物が変わる。
シングルマザー目線からはとんでもない学校側。校長、担任の呆れるぐらいの太々しい態度。最初この目線で見てたら怒りすら湧いてくる。
自分の息子なら…とか考えたらもっと暴れ散らかしたかもしれないw
担任目線からは、さっきと全然話違うくない？ハメられてる？
親も学校も嘘つく子供もなんなの？ってなってきて気の毒になり、
子供目線からは、あー、完全に頼れるところが分からないんだ。。人に言えるまで成熟してない、なんなら自分の感情すら分からない、誰にも気づいてもらえないで苦しんでるんだ。。
と思うと担任も気の毒だけど子供も苦しんでたね。素直に担任に助け求めて欲しかったな。
この3つの視点見る順番が違ってもまた全然違うね。面白い。
明らかに虐待のシングルファーザーと
子供を守ろうと必死なシングルマザーで対照的だけど、湊と依里からすると、どっちも解ってくれない親なんだね。
「結婚して普通の家庭」って言葉ですら湊を苦しめたんだろうなーって思う。
え、パンズラビリンス的なバッドエンドかハッピーエンドか、、
大人の目線では子供がこんなことになるのはたまったもんじゃないけど。
子供からすると苦悩から解放されたのか。。
でもあの秘密基地とか湊と依里の二人のシーンはエモ散らかしてたなー。
