子供の頃は言葉したくても出来なかったこと、子供の頃に考えていた事は大人の誰にも理解できていなかったことを思い出した。
大人は自分達を自分達よりわかった気になって先を進めてしまう。私たちに一生懸命な大人ほど私達のことは分かってはなかった。
言葉よりも感情が先だったあの頃一生懸命何かを叫んででもうまく言葉にできなくて大きな誤解を生み破壊されていっていた。でもいつしかそんなことを忘れていく。
言葉にできなくて傷ついたはずなのに言葉にできなくて苦しんだはずなのにそれはいつしか慣れになり言葉にせずとも相手のことををわかると思い込むようになってしまう。
これは特別な問題を抱える誰かではなく、言葉にできない子供とそれを忘れた大人との対立で誰もが味わって忘れたこの経験。
そして、子供はたとえ親より、初めて出逢った人や友人や植物や動物と通じ合える天使で見えてる世界が全く違うことを忘れたくない。