IMAXで2回見ました。大満足!シャー・ルク・カーンとディーピカー・パードゥコーンの筋肉美男美女コンビのアクションが冴え渡る。そうはならんやろ!いやなっとるやろがい!カッコいいから全部オッケー!が続く。アクションの見せ場と見せ場をつなぐストーリー部分も手際がよく、パターンの生い立ちやミッションの状況説明をちゃんとインプットしながら、直線的に進むお話にちゃんとのめりこめる。敵か味方かわからないルバイとのバディ関係(恋愛関係にならない男女バディの共闘、良い!)、窮地を救いにきたあのスパイ仲間との共闘もアツい。
本作と同じシッダールト・アーナンド監督作品『WAR/ウォー!!』で個人的に感じた「悪役があまり魅力的じゃない」が完全にクリアされてて、とても悲しい経緯で闇落ちしたけどどうにも魅力的な敵役ジムも印象に残った。同じく『WAR/ウォー!!』のような時系列コネコネ(作品の重要な仕掛けではあるけど、混乱した)もそんなになく、見やすい。
「金継ぎ(きんつぎ)」が重要なコンセプトとして日本語で登場するのも、日本語話者としてちょっとうれしいポイント。