ソ・ソ・ソクラテス
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意識、高すぎない？
カールじいさんの密やかな色狂い短編から続くピクサーのダッチロール。ツカミのタルイ展開から終始薄皮一枚向こうの世界で展開されてて、入り込めなかった。なんか最近のピクサーは変に弄りすぎてこんなんが多い。斜め向こうが過ぎる。もっと直球でイイ。
吹き替え鑑賞だけど、主演の二人は手馴れて良かった。声優とは違うが、最近のコ達は普通に演技力があって違和感が無い。
特に川口春奈がこんなに上手いとは思わなかった。ガチしかできない直情的な格闘家と付き合うことで受けの幅が広がったか。もっと違う作品で演技を見てみたい。業界企画屋兼ブッカーとしては、彼女は旬な「こえの演者の推しの子」、である。コレは僥倖でした。
作品の中身は、うーん…。
がんばれ、ピクサーですかね。
コレではディズニー本体のCGチームにも勝てないよ。ディズニーに飼われたX状態のピクサーとは何か。なんか似たようなコンセプトの作品が多いし、根本から見直す時期に来ているのでは？
それもまた必要な時間。苦しみや悩みがあるから、対価がお客様により染み込んでゆく。
いつだって答えは 遥か彼方にある
それが映画なのだから。
STAYGOLD@ぴあ映画生活
