これでもか！というくらいストレートに移民を描いた作品。
監督はブロンクス生まれで両親が韓国系ということで、ディズニーでは言えないくらい思うところがあったのだろう
水はおそらくTHE・アングロサクソン人なんだろうけど、私たち差別なんてしませんのよ！という態度でナチュラルに差別用語をポロポロこぼすしマザコンやし
移民側も客層悪いし、おそらく違法建築で無許可営業の店を「思い入れのある店だから営業停止取り消してよ〜」とヘラヘラしながら言ってみたり、平気で不法侵入しようとしたりそういうとこやぞ
子ども世代は人種とかあんまり気にしないんだけど、移民第一世代は水ってだけでものすごい敵視してて、こういうの毎回そんなに嫌ならなんで帰らんの？って思う
あんま関係ないけど昨日森川ジョージ先生が『ヒステリーって差別用語やからあかんって言われた』と呟いてて、差別用語まで行くかはわからんけど微妙なラインだなと思ったんだけど、
”You are so hot.”とか”Fireball”とか、自分たちで言う分にはOKだけど他人種に言われるのはNGみたいなのはやっぱあって、言葉は難しいよな
人種もそうだけど、貧しい家庭は親の仕事継ぐくらいしか選択肢なくて、富裕層の坊ちゃんは親金で世界を見て回れて…みたいな格差も描かれてる
子どもにわかりやすくハッピーエンドではあるけど、終始苦い顔になった
身内にハーフがいるので思うところがあるんだけど、こんなに分かれてる世の中で最初に手を取り合おうとした人はすごいよね。
