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真冬のトラム運転手のukのレビュー・感想・評価

真冬のトラム運転手(2020年製作の映画)
3.5
アカデミー短編実写映画賞ノミネート作品。
トラムとは日本でいう路面電車やLRTのこと。
舞台はノルウェー。
雪も積もる寒い真冬に外でトラムの到着を待つ主人公。
トラムが到着し、寒いからトラムの中で出発まで待たせて欲しいと運転手に申し出るが、それはできない。と断られてしまう。
しかし、寒さに耐えきれず、運転手がトイレに行っている隙にドアを手動でこじ開けトラムの中に入る主人公。ドアを閉めるために運転席に行き開閉ボタンを探すが、間違ったボタンを押してしまいトラムが動き出す...
ひょんなことからトラムの運転手になってしまった主人公。その一夜の出来事を描いた作品。
シンプルに主人公やってることは犯罪じゃん!と思ったが、終わり方を見れば納得。
この終わり方にするための設定なんだね。
原題はNight Ride。
原題の方がしっくり来るかな。
15分でサクッと見れて展開もしっかりしていて良かった。
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