Shun

酔拳2のShunのレビュー・感想・評価

酔拳2(1994年製作の映画)
3.9
登場人物全員戦う映画
「酔拳」1作目と同様、酔八仙拳を使う実在した武術家フェイフォンが主人公ですが、前作とのつながりはあまり無かったです


広東に住み、酔八仙拳を会得しているフェイフォン
彼はある事件に巻き込まれ、乱暴な英国人とその配下の凶暴な武術家に立ち向かうことになる


・酔拳のアクション
やっぱり、カンフーのアクションシーンが1番好きだなと思えます
とくに酔拳は小さいときに観て、とても感動した覚えがあります
余裕のある軽やかな動きと繰り出される巧みな技はとてもかっこいいです
ジャッキーチェンの顔芸も酔拳の魅力で、ジャッキーといえば酔拳だなと思います
とにかく酒を飲んだら強い!っていうわかりやすさも酔拳のいい所かなと思います
ジャッキーの酔拳を観れるだけでも、自分としては楽しめました
ラストバトルは実際のムエタイの選手とのバトルだったみたいです
ジャッキーは作品を通していろんな武闘家と戦ってるんですね


・ストーリーが少し物足りない
カンフー映画にありがちなんですが、登場人物が全員戦えます
特に、偉そうな人ほどなぜか強いです
ジャッキーや武術家が強いのはわかるんですけど、敵がなんで強いのかとかどういう立場なのかっていう説明が少なくて、なんで強いのかがわからない
ジャッキーが戦う相手として、戦うにふさわしい強者であることをもっとアピールしてくれたほうが、アクションももっと熱くなるのかなと思いました
全体的なストーリーも、イギリスとの国際的なことを取り上げていて、少し固いイメージでした
個人的には1作目の修行シーンやラストバトルが好きで、それを求めて2作目も観たので、少し物足りないなと感じました


1作目が名作なのは間違いないですが、酔拳のアクション自体は楽しめる作品です!
Shun

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