このレビューはネタバレを含みます
あらすじの「中村が木島へと向けた刃は意外なものだった」っていうのを初めに読んでいて、殺さないんだろうなぁという思いで観ていたので、ちょっとハラハラ感が薄れてしまった気がします。
暗い映画かと思ったけど、最後に少し光がさす前向きになれる作品だと思いました。
木島はすごく弱い人間で、人を殺すとどめはさせないというか。なんでも人のせいにして自分は悪くないんだと自分に言い聞かせることで保ってるというか。犯行当日に中村が来ないか虚勢を張りながら待ってるところの怯え具合が山田孝之さんうまいなと思いました。
最後の留守電を消すシーンはなんとも言えない…中村前向きになろうとしてるよ、きついねがんばってるね…って感じのところでエンドロールでしかもUAさんの歌がとても心地よく浄化されてく感じがした。
あと安藤サクラさん歌うまかった。