その夜の侍の作品情報・感想・評価・動画配信

「その夜の侍」に投稿された感想・評価

復讐劇の裏テーマに登場人物達の『寂しさ』が散りばめられてたと感じました。
悲しすぎる。胸糞すぎる。
初回鑑賞なので健一視点で見ていたが、後悔の念と何にも出来ない無力さで打ちひしがれる。

その事に囚われ続けた先には何にも救われない未来が待ってて。
リアルに復讐をしようと思うとこうなってしまうだろうなあと。

反省の色も無く、抜け抜けと生きている木島を考えてしまうとそれはもうはらわたが煮えくりかえる思いだし、腹立たしいんだけど、その分どうしようもない無気力に襲われてしまうし。

健一にとっては川村さんが唯一の救われる道だったんだろうなあと、、

この映画の少々気になる点としては、妻が殺される前から健一はちょっと変わってる人だなって思って、健一に感情移入は凄くし辛かった感があったかなあ。


安定の山田孝之。恐るべし。
キャッチコピーは、
「愚かに、無様に、それでも生きていく。」
「お前を殺して、俺は死ぬ。」

予告に惹かれてレンタル。

下北スズナリでやっていた舞台が原作だと知りこの作品がどう舞台演出されていたのか、そっちが気になってしまった。

予告が良すぎた部類。

淡々と進めよう進めようとしすぎなのか、前半は退屈してしまった。

登場人物ひとりひとりを浅くふわっとつまんでいったように感じた、

亡き妻を思い遺品を抱きしめるシーンと安藤サクラさん演じるデリヘル嬢とのシーンは好きだ


キャスト遣いが勿体無い気も。

山田孝之さん演じる木島にはカリスマ性があるのか、ただ1人でいれない人たちの集団なのか、山田孝之さんが演じる悪人役は好きだけれどこれはいまいちパッとせず。

台風の中での台詞はすごくすごくよかったけれど狙ったであろう表情の見えなさとカメラワークと照明なのだろうけれどしっくり来ず。
もっと表情が見たかった。

平凡に生きることの難しさ。
それだけはぐっときた。

「暇だから」「なんとなく生きている」見に覚えのある言葉。

ぐるぐる思考するには軽く、さらっと流すには重たく、消化不良。
シネマンションの山田孝之特集から気になって拝見!
2人のバチバチな演技に圧倒された。三日月と最後のプリンはグッとくるね。
rage30

rage30の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

妻をひき逃げで殺された男の話。

基本的には復讐譚ではあるのだけど、ポケットからブラジャーが出てきたり、女性警備員との取り引きなど、所々に用意されたシュールな演出・展開が面白い。
重たい話ではあるものの、人間の滑稽さを見つめる視点は通底しているので、コメディーとして見ても楽しめる作品だろう。

あとは、豪華キャストも本作の見所の1つ。
堺雅人・山田孝之・綾野剛など、主演級が集結。
中でもデリヘル嬢役で、安藤サクラが出て来たのには驚いた。
ブレイク前だからこそ出来た、安藤サクラの無駄遣いである。笑


『葛城事件』の赤堀雅秋の初監督作という事で視聴したのだが、本作と『葛城事件』の共通するテーマとして、“ディスコミュニケーション”が挙げられる。

主人公の中村は妻の電話を無視した事を後悔し続け、デリヘル嬢と会話する事もままならない。
青木は話し合いではなく、見合いをさせる事で問題を解決しようとする。
そして、ディスコミュニケーションを最も象徴するのが、話が通じない男・木島だ。

面白いのは、木島に理不尽な目に遭っても尚、彼に付き従う、タクシー運転手と警備員の存在である。
木島の暴力ですら、ある種の繋がりとして受容してしまう、彼らの孤独と空虚さは、実は木島以上に恐ろしい現代の闇なのかもしれない。

そんなディスコミュニケーションな時代に、本作(『葛城事件』も同様に)は「他愛もない話」に一つの希望、救いを託している。
もしも、あの時、中村が妻の電話に出ていたら…、青木が中村と話し合っていたら…、小林が木島と向き合っていたら…、それぞれ違った人生を送れた可能性もあったのではないだろうか。

「他愛もない話」とは、つまりコミュニケーションの中身ではなく、コミュニケーションという行動自体に意味があるという事だ。
兎角、無駄を省き、面倒を避ける現代において、「他愛もない話」は無駄だし、面倒に思える事もあるだろう。
そんな時こそ、本作を思い出し、むしろ積極的に他愛もない話をしていきたい。
ラストの中村と川村の会話の様に、私の…あなたの他愛もない話が、誰かにとっての救いになるかもしれないのだから。
みきの

みきのの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

再見。豪華キャスト。昔、インタビューで堺雅人さんが、山田孝之さんとは濃密な共演だったのでしばらく共演は遠慮しときます。と言うのを思い出した。
アノ

アノの感想・評価

3.4
目玉たる嵐の中での取っ組み合いが良い。
ビジュアル面だけでなく「殺されたい」「殺したくない」の逆転構図になっているのが面白い。山田孝之が指してくる傘が赤いのも映える。
山田孝之の生なましい暴力性もゾクゾクさせるだけに堺雅人との対決の締めが道徳的範疇に収まってしまったのが物足りない。
会話の間取りが演劇的すぎるのと長回し(これも舞台の癖の名残だろう)の多様で長くなってしまっているのもネック。
しんじ

しんじの感想・評価

3.4
キャストが豪華でストーリーも途中までは面白いのですが肝心の最後の雨の中泥まみれで戦うシーンがもうひとつでした。

この後、主人公が立ち直れるとは思えないんですけど、興味がある人は見て損は無いと思います。
独往

独往の感想・評価

3.7
11/9/2020

時代劇を現代に翻案したような、それでいてそうでないような新しさ
さすがの役者たちと、演劇あがりの大味な演出もマッチしてみえた
静かな大革命って感じたけどレビューは良くないのね…
2020 120
会話がちょいちょいシュールで笑っていいのかわからず、神妙な面持ちで見てた。会話のテンポも独特。堺さんの程よい肉付きの中年ぶりとラストの表情演技が素晴らしい。

プリンはお皿にプッチンしようね🍮

あの雨でも壊れなかったガラケーと中の手帳を濡らさないセカンドバッグの耐久性の高さが気になる。
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