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その夜の侍のameのレビュー・感想・評価

その夜の侍(2012年製作の映画)
2.5
⑩_6

、、、理解という概念から逸脱した作品で鑑賞直後の気持ちがまさに「無」

山田孝之、演技なのに演技に見えない。
凄いけど、それがかえって怖い。

そして主役の堺雅人。
印象的なのが眼鏡の奥に見える瞳。彼が見る世界は妻を失ったあと、モノクロにしか映らず、ただただ時間だけが無機質に流れていっているかのよう。しかしながらその時間は彼の外で流れる時間であって、彼の中に流れる時間は妻を失った日から止まったまま。そんな彼の時間が動き出したのがラストシーン。

きっかけはなんだったのだろうか。
彼が選んだ選択肢が理解ができない。
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