試写会にて。
夫が失踪したことをきっかけにカルト宗教にハマった主人公の元に、癌になった夫が戻ってきて……という、荻上直子監督らしいユーモアとリアリティがない混ぜになったお話で、とても面白かったです。
「脇でこの人たちキャスティングするの!?」とびっくりするくらい豪華キャストだったんですが、だからこそ生まれるリアリティなんでしょうね。柄本明さんみたいな客、接客経験ある人は絶対遭遇したことがあると思うもの。
試写会後のトークショーで驚いたのは、脚本の完成が、コロナや本国の宗教問題より前だったということ。公開がいまの時期だからこそ考えられるものがたくさんあて、その点も非常に面白かったです。
まあ、自分は「人を呪わば穴二つ」より「肉を切らせて骨を断つ」派ですね😌