マツモトタクシー

波紋のマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

波紋(2023年製作の映画)
3.9
本日は修学旅行が無いので昨日は遅くまで仕事して今日は休みにしました🚖
明日も無いので連休にするか迷い中😅
でも10日は上京なので新幹線代を稼ぐ為に出勤かな🚄😅笑

取り敢えず今日はau Mondayだし「怪物」に行くつもりだけど、まだ時間があるのでこの前、観たけど放置になっていたこの作品をレビューしたいと思います😀

監督&筒井真理子さん目当てで鑑賞🎬





9:45 SCREEN3 105席 X14👨約10👩約10



「めがね」「トイレット」等の荻上直子脚本、監督作品


義理の父の介護をする須藤依子(筒井真理子)は夫の修(光石研)と息子、拓哉(磯村勇斗)の4人家族
ある日、突然修が失踪する。。


それから数年後
今朝も1ミリ違わず砂に波紋を描いている。。
庭に作った枯山水の手入れは依子の毎朝の習慣であった

“緑命会”という水を信仰する新興宗教に傾倒し日々の祈りと勉強会に勤しみながら依子はひとり穏やかに暮らしていた

しかしある日、長いこと失踪したままだった修(光石研)が突然帰ってくる。。





以下ネタバレ


失踪していた夫が帰宅すると父親は亡くなっており息子は東京から九州の大学に進みそのまま就職、依子は新興宗教に填まっていた。。

夫の修の視点になったり妻の依子の視点になったり。。訳あり家族の人間ドラマ

ほっこりする作品が多い印象の監督の作品では新機軸を打ち出した意欲作であり異色作品かなと感じた😀

いやぁ。。人間の嫌なところ全開で特に女性のこまかいいやらしさがよく出ていてある種のホラーな展開😁
異色作品だけどとても見応えがあった☺️

筒井真理子さんのニコッとされると目が黒目だけになるのがキュンとします😍💕

しかし「由宇子の天秤」もそうだったけど駄目な父親やらしたら光石研さんはサイコーだなぁ。。😁
アホ顔というか呆けっとした表情がイラっとさせて素晴らしい😁

キムラ緑子さんもいつもの安定した演技で宗教の幹部役を好演
この身なりはキチッとしているけど独特の胡散臭さがいいなぁ😁


現実から急にCGの波紋の演出は解りやすいけど余り好みではなかった
ラストのフラメンコもとても素敵だったけどあれは逆に家の庭でやらず波紋の演出のようにCGか舞台作るとかで踊って欲しかった。。

宗教や夫から解放され枯山水をフラメンコで踏み散らかし家からも飛び出して行くというのを表現したかったのかなぁ。。前向きな終わりに感じたので一応ハッピーエンドかな💃

その2要素で4点越えにはしませんでしたが、色々と考えさせられるし家族のあり方を見つめ直せる作品



切磋琢磨してまいりましょう‼️😁笑