リメイク元のオリジナルは未見ですが、本作、出だしからハラハラするサスペンス感と微妙な笑いとの絶妙なバランス感が韓国映画っぽいと思いました。
刑事・工藤と監察官・矢崎の二人の視点で展開していく一幕目、二幕目の展開が好みで、個人的には前半が最大の上がりポイントでした。
でもまぁ、三者三様というか、悪い奴の上に更に悪い奴が現れて、あっ、こいつも悪い奴だったのか、と、登場人物の繋がりが分かっていく後半も十分楽しめましたけど。
ただ冒頭、いくら刑事だからといって、飲酒検問で止められて酒を飲んでるのが分かったのに、そのまま運転させて行かせるってのはどうかと思いましたけど。いくら本部の人が来てゴタゴタしていたとはいえね。
序盤の葬儀場とエンディングで流れる音楽が、どことなくMarilyn Mansonぽいと感じたのは自分だけではないと思いたいです。
