事件の調査のために精神疾患を偽造し"自主的に"精神病棟へ入院することになった女性探偵は、
本当に"探偵"なのか、それともすべてが彼女の"妄想"なのか、話が二転三転しながら物語が進んでいく。
登場人物が多く、時系列が"曲線を描いている"ので、サクッと見れる軽いノリの映画ではないし観る人を選びそうだけど、
何度も何度も観ないと理解できないほどトリッキーな作りではないので、ちょうどいいバランスだったと思います。
個人的には、患者達の個性が豊かで途中で飽きてくることもなかったし、
誰が真実を話していて誰が嘘をついているのか全くわからないまま衝撃のエンディングを迎えるので、最後まで面白く観ることができました。
