フンボルトペンギン12号

神が描くは曲線でのフンボルトペンギン12号のレビュー・感想・評価

神が描くは曲線で(2022年製作の映画)
3.4
オリオル・パウロらしい演出ではあるものの、ひねりの効いていないミステリー仕立てのサスペンスだった

精神科療養所に妄想癖と虚言癖と診断され入所してきた主人公。実は主人公には入所する目的があり、、、という話。
最後のオチは予想道理というか、嘘かホントかの二元論に終止してしまっててもったいない。第三の選択とか結末を示唆する映像だけで、、、とか工夫が欲しかった

途中で発生する2つの事件についても、序盤はハラハラして考察を巡らせたりするんだけど、最終的には怪しいやつが本当に犯人だったというひねりのないオチに首をかしげる。その事件を利用してなにかアクションをするというわけでもない。なんじゃそら
被害者が実は〇〇でしたと言われ、ここにおぞましい裏の動機があったのか、と思いきや何もない。なんじゃそら。この展開意味ある?
思わせぶりなだけじゃん

最後の電報云々はなんだったのか?あの女医の企みか?