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ミケランジェロの暗号のシネマドリンクのレビュー・感想・評価

ミケランジェロの暗号(2010年製作の映画)
4.0
🇦🇹1938オーストリアのウィーン

裕福なユダヤ人の家族が画廊を経営していた。その家には、古くからの親がいない友人もいて息子が、その友人に父のミケランジェロの絵を見せた事から、ナチスに絵や財産を奪われそうになる。当時の時代 背景を軸に家族を守る為に絵を逆手に、生き抜く話。

◉80点 。
少し勉強になる

良かった点は、映像が綺麗で音楽とマッチしていた。ヒットラー時代の暗い雰囲気を抑え、時折ユーモラスがあり、見やすい。ナチスを欺く伏線が良かった。スリリングな所は制服を奪い、ナチスになりすます。また制服を着ていても疑われ、割礼で見分け様とするシーンは、ユダヤ人を見分ける方法が無い為に、制服だけが命と言わんばかりの皮肉さをユーモラスに
描いています。



あまりメジャーな映画ではありませんが、掘り出し良品かと、軽くナチス背景を見たい人にオススメです。