やま

メイド・イン・USAのやまのレビュー・感想・評価

メイド・イン・USA(1967年製作の映画)
3.0
ゴダールという人間がつくづく映画に革新的なモノを求めたか十分にわかった。
彼ほどの映画オタクはいないだろうし、彼は面白い映画の作り方をきっと分かってるはず。「はなればなれに」なんかは、とても可愛く面白い話であり、ああいうストーリーが人々にウケると分かってるとおもうのだけど、彼は常に新しいモノを作り出してしまうわけなんだなと。

まあ今作、人生は戦争というわけであり、生き残るために、アンナカリーナが奔走する話なんだけど、全然面白くない。僕には、ちと難しすぎる。

ただゴダールは、本当に演出が面白い。突然の場面展開でもおしゃれにできてるし、流石なんだよな。彼女が連れてかれるシーンだったりも漫画みたいなシーンをいれるとか。ポ・・・・ドカッーンだったり、名前が常に聞こえない笑 観た人ならわかる。
茶目っ気のあるテイストの難解ストーリーという感じ。ハマる人はハマるんだろうな。
やま

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