ポーラ(アンナ・カリーナ)のナレーションと共に進行する物語。
ドナルド(ジャン=ピエール・レオ)の死あたりからグッと盛り上がった(気がしたけれどそのあたりで私がコーヒーを飲んだから冴えてきただけかも…
ゴダール自身のアジ演説を流すテープレコーダーがAIWA製。
原色が氾濫する画面、ブツ切れになる音楽と効果音、サウンドトラック総体は相変わらずのゴダール節。
昔日本の日曜洋画劇場で流していたCM(資本…
フレーム外から歪んだゴダールの声がガナりたてる。社会に向けた強烈なアジテーションだ。
画面内は動くポップアートのごとしで、映画ポスターの間をカリーナ嬢通り抜けるシーケンスショットは眼福である。
物語…
リチャード・スターク「悪党パーカー/死者の遺産」を原作とする、ジャン=リュック・ゴダール監督・脚本のカリーナ、マリアンヌ・フェイスフル、
夫の死の真相を探る女性ジャーナリスト。登場するのは、殺し屋、…
アメリカの犯罪小説を映画化した本作
無断で映画化し裁判沙汰になりしばらくの間上映制限がかかっていたらしい
アメリカ文化とフランス文化が融合されベトナム戦争後の政治色をベースに映像美で語られる
物語は…
アンナ・カリーナが掴みどころのない小難しい台詞を言ってるだけで成立するんだから映画って不思議だ。
この時代はカラーフィルムが解禁されて、みんな色鮮やかな撮影を楽しんでいるのが伝わる。
俳優がキャ…