メイド・イン・USAの作品情報・感想・評価

「メイド・イン・USA」に投稿された感想・評価

ユリ

ユリの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ゴダールにアンナ・カリーナはつねに引用を読まされてるイメージ、いちいち構図がおしゃれだけど、やっぱりよく分からない、あと雑音?騒音が、うるさい!ポ…

こういうヌーディリップはあんまり好きじゃない。そろそろ私はトレンチコートを買おう


政治の話ばっかり。
あと、また、「女と男と車」
クッソ久しぶりにゴダール観たけど最高だった。勿論引用元も話の内容もいつも通りバカな俺にはよく分からないがめちゃくちゃ楽しいし面白い。ハイヒールでの殺人、フィットネスクラブの横移動、バーでの会話、カッコよすぎるぜ。
Moeka

Moekaの感想・評価

3.5
ゴダールの作風が段々とアメリカへ反旗を翻してきた頃の作品か。たとえば幸福 彼が求めれば私も求めた。たとえば名声 彼が望まなければ私も望まなかった。だから満たされていた。黙っている彼は私と同じだった。この当時を生きていないので手に取るように理解することは難しいが、アメコミやらディズニーやら色彩やら言葉を気狂いピエロのようにモンタージュしフィクションから社会へ過激に呼びかけるのは何ともゴダールらしい。観客は騙せても私は騙せない、なんてね。沈黙は発言と同じ力を持つ。無関心は干渉と同じ 一方的な気遣いは相手には耐え難いだけ。人生を行動に委ねるより失うことを考え 、私は自分の存在の中心にモラルという絶対的基準をおく 絶対は今の瞬間にしかありえない。より強く存在する道を選ぶ、戦争よりも少なめに殺すのが人生の法則なの?
最後の車内での会話が洒脱かついつの時代にも通じるもので素晴らしい。右も左もないよ、そんなものは時代遅れだ。結局は人の戦いでしかない、戦いは続くんだ、その前に疲れてしまうのが怖いの...政治は回る、回る、期待しては裏切られ、良い時も悪い時もいつかは過ぎ去る。時の話をするのはまだ時が訪れていないから。場所の話をするのは場所が消えたから。ゴダールが映画を用いてどう世界に認識させるか試行錯誤している模様もうかがえる。はあーでも恐るべき子供たちのエリザベートだねとか言われたい
なんか映像がカラーなのに印象に残る場所も演出も少なめだったからか、他の60年代の作品と比べて薄味な感があった。(ジャン=ピエール・レオーが撃たれる場面は良かったけど)

でも序盤チョロっと出た小坂恭子って人の歌がなんとなく後の中島みゆきっぽく、そこは印象に残った。

どうでもいいけど何故as tears go byが作中でフィーチャーされていたのか(イギリス製のバンドなのに)。
よくわからなくて2回見て、よくわからないまま強烈に記憶に焼き付いた、という感じです。
事件記者のポーラが元恋人リシャールの死の真相を明らかにすべく、架空都市アトランティックシティに乗り込んでいくと、有象無象の殺し屋やスパイたちにまとわりつかれる。彼らと対決(?)しながらリシャールを殺した犯人を突き止めていく、と大まかに言えばそんな筋書き。
そこには政治思想が絡み、会話には引用が入り乱れ、話は飛躍し、即興劇みたいなのが入り、さらにポップな原色の映像が鮮やかに目に飛び込んで来て、リシャールの演説が流れつつ、彼の名前を言おうとすると飛行機の轟音なんかでかき消され、ベートーベンやシューベルトが流れ……ともうゴダールのセンスがコラージュのように散りばめられ、まさに詩的な政治的な探偵的映画で、それを受け止めようとするこちらの脳が決壊しました。
なつみ

なつみの感想・評価

3.0
える・おー・ぶい・いー・らぶりーアンナ!
ゴダールらしい色彩感覚とジャンピエールレオのアホ面が見どころ。
よくわからんけどわかるように作ってるのかもわからないな
実験映画は気力と時間があるときにしか見れないね
杜口

杜口の感想・評価

4.0
題名通り、アメリカの消費社会を描き出す作品。

しかし、よくあるモンタージュ使って、消費社会批判をしているわけでもない。
ゴダールもモンタージュ使ってファシズムへの批判したりとかはあるけど、今作は違う。
消費社会を表す広告のポスターとか、アメコミとかが、ドアップで映るものの、前後のショットとの関係は殴られた時はBingと書かれた絵が映るみたいなそっけないもので、消費社会批判にはなってない。

このシーンは殴打という現実が、記号的なBingという字に回収されつつも、映像があるがために、完全に記号に置き換わるわけでもなく。その上で、全てが映画というフィクションに包括される。
そんな感じで、今作は非常に複雑な構造になっているが、これは映像から言葉やら音やらと、映画が現実と虚構の混淆した雑多さをもつことを抉り出すための必然で出来上がってる。


個人的には突如傾いたショット。シアン色の壁に鋭く入り込む真っ赤な車。続いて、殴る音にアメコミのオノマトペがドアップ。
この辺のショット数が格段に増え、映画が動き出す辺りが好き。ここまで、見れば前半眠くても完走できるんじゃないかな。
宮澤

宮澤の感想・評価

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映像も音も字幕も全部漏らさず汲み取ろうとしてひとつも追いきれなくなってしまうアレ
疲れ果てたカリーナ姐さんを拝む90分。ボガート主演のディズニー映画は政治映画だとさ。パラノイアかよ。
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