きみの色のけんけんのレビュー・感想・評価

人の色が見える主人公が、色の美しさに一目惚れした人たちとバンドを組む青春音楽エンターテイメント。
主人公の幼少期の本当の気持ち、優等生が学校を辞めた理由などはっきりと答えが描かれるわけでなくとも、音楽で解決できるクオリティの高さに見惚れてしまう。
美しく繊細な色とアニメーションで描かれる思春期の葛藤に、優しく包み込むような音楽と、ずっとこの世界に浸っていたいと思えるような素晴らしい映画だった。
偶然出会った3人の刹那的な青春の輝きと散り際の切なさの余韻がまだ尾を引いてる。

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