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せかいのおきくのkobeyamaのレビュー・感想・評価

せかいのおきく(2023年製作の映画)
4.2
公開時に見逃していたのを地元の二本立て名画座で観た。堪能した。「きわめてシンプルでありながら、見るほどに、その様々な細部について語りたくなるような、最近では稀な本物の映画」⇐ コレ 私の言葉じゃない。35年前阪本順治監督のデビュー作について評論家 上野昂志が書いた映画評(=雑誌『ブルータス』1989年8月15日号に発表)の再録だ。この最新作にもピッタリ当てはまる。35年経っても変わらない、というか、栴檀は双葉より芳しく 終始一貫 本物だった、というべきか‥‥脚本も撮影も役者も芝居も演出も音楽も 気持ち良く満足した。ん?もう一本の方ですか?ゴメン、忘れちゃいました。
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