「クマの出来が良い」
冒頭に実話を元にした作品と明示されるが、調べてみたところ、コカインを摂取した野生のアメリカクロクマがいたことは事実だが、そのクマが人を襲ったという事はなく、コカインの多量摂取で死亡していたということが実際にあったようだ。
ストーリーは繋がりが悪く無茶苦茶な展開も多いので、誰にでもお勧めはできない。個人的にはアニマルパニック作品ではよくある範囲内なので一応セーフ。
登場人物も欲情したレンジャーババア以外は、割と普通でイライラしないのは好み。
ちょっと登場キャラが多くて散漫するかな。
肝心のクマが映像的にどうだったかだが、意外や意外CGの馴染みも良く、動きも派手すぎず地味すぎずで良い塩梅だった。
明るいシーンでの登場も多く、そこでもCGの馴染みが良かった！
乱発サメ映画よりもずっと丁寧に造られていて個人的には満足。
クマはCGだけなのかな？予算的にアニマトロニクスキツそうだし、実物のアクターベアも使ったのかな？
ストーリーは、まあ想像の範囲内の普通だったが、クマの出来が良かったので少しアップの星3.5。
