マクガフィン

レット・イット・ビー ~怖いものは、やはり怖い~(夢判断、そして恐怖体験へ2)のマクガフィンのレビュー・感想・評価

2.7
ホラー映画のオムニバス形式は珍しく、各エピソードの終盤に歌謡曲が流れる違和感は、ホラーテイストを中和する役割にも感じない訳でもないが。

生前だけでなく、死後も魂を救済するカタルシスやモチーフ。最後のエピソードで千眼美子(清水富美加)が出てきて、今まで回避していた、幸福の科学映画を初観賞していることに気づく。映画館で見るのは『東京喰種』以来かな。

終盤とエンドロール後の宗教の中心を露わにすることで各エピソードで築き上げた余韻を打ち消すことや、他宗教のイエス・キリストが出てくるのは如何なものか。配給協力に東京テアトルも関わっているんだね。