ホラー映画のオムニバス形式は珍しく、各エピソードの終盤に歌謡曲が流れる違和感は、ホラーテイストを中和する役割にも感じない訳でもないが。
生前だけでなく、死後も魂を救済するカタルシスやモチーフ。最後のエピソードで千眼美子(清水富美加)が出てきて、今まで回避していた、幸福の科学映画を初観賞していることに気づく。映画館で見るのは『東京喰種』以来かな。
終盤とエンドロール後の宗教の中心を露わにすることで各エピソードで築き上げた余韻を打ち消すことや、他宗教のイエス・キリストが出てくるのは如何なものか。配給協力に東京テアトルも関わっているんだね。