マクガフィンさんの映画レビュー・感想・評価

マクガフィン

マクガフィン

ランニング・マン(2025年製作の映画)

3.3

グレン・パウエルがグイグイと牽引することが良く、貧富格差が激しいディストピアな世界で世間を扇動する設定も同様に。終盤の似た者境遇の対峙が胸が締め付けられる。
手垢がついたデスゲームだが、元を辿ればこの
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クスノキの番人(2026年製作の映画)

2.7

クスノキと人生を掛け合わせた覚悟が印象的だが、魅力的な設定を回り諄く描くので、アニメとの相性は良いとは言えない。中盤のラップ、急に弁が立つ主人公、都合よく成長する若者達などちぐはぐした演出が散見するこ>>続きを読む

白蛇:浮生 〜巡りめぐる運命の赤い糸〜(2024年製作の映画)

3.4

壮大さに見合った映像美や義兄や狐妖怪など脇役が豊かなことが魅力的に。
500年の恋や運命を描きつつ、姉妹の絆の物語なことに趣を感じた。前作未鑑賞。

HELP/復讐島(2026年製作の映画)

3.4

潜在的なミソジニー・ルッキズムを内包し、男社会から無人島に移るとイキイキするレイチェル・マクアダムスが面白い。グロやスプラッターをギャグ的に挟んだり、様々なジャンルの要素を程なく混ぜ合わせていることに>>続きを読む

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女(2026年製作の映画)

2.7

シックでスタイリッシュなテイストは好みだが。設定がシンプルでないのに、まどろっこいドラマパートを長々と描くので退屈に。ハサウェイが革命家やテロリストのリーダーに向いていないことが悲しすぎる。

ボーイ
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アウトローズ(2025年製作の映画)

3.3

前作とは一変する軽妙さを挟むテイストの変化、男臭い中でのクレオパトラでの中和、ロケーションの広がりに好感。不器用な構成は相変わらずだが、バディ的共闘からの奇妙な友情やマフィアの配慮など、人間味をぐっと>>続きを読む

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 2(2025年製作の映画)

2.2

ホラーとしてはフレディーズの詰めが甘過ぎるので怖くない。前触れ的な各々のトラウマや停滞が全く克服や解放しないドラマパートも問題。Part3への105分間の長々とした予告に感じた。前作鑑賞済み。

MERCY/マーシー AI裁判(2026年製作の映画)

3.4

尻上がりに世界観が増し、東奔西走するシュチュエーションが良く、トロッコ問題やブラックボックス問題などにより各々の判断や倫理が揺さぶられることが興味深い。
人間を判断するAIをモチーフにするが、AIと人
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PROJECT Y(2024年製作の映画)

2.6

プロットや設定が雑で、重厚なクライム映画にしたいのかスタイリッシュに描きたいのかテイストが定まらないことが残念。余計で過剰なプロットや演出も多く、足し算ではなく引き算にするべきだったのでは。

28年後... 白骨の神殿(2026年製作の映画)

2.6

カルト集団の掘り起こしがないのに序盤から暴力やグロ描写が続いて辟易。狭くて再使用したシチュエーションやゾンビが舞台装置扱いなことも問題。監督が変わると物語と哲学的な深みが一気に失われて残念に。前作鑑賞>>続きを読む

ロストランズ 闇を狩る者(2025年製作の映画)

2.1

チグハグしたテイストと設定、硬い文体で諄いBGMに辟易。シンプルなエンタメに振り切った方が良かったのでは。

架空の犬と嘘をつく猫(2025年製作の映画)

3.3

前触れ的な前半はエピソードが弱く、ダメ親に育った者達が出会ったらどうなるかを描くと思いきや。
移りゆく時間と環境の中で各々の鬱憤やその躱し方を多種多様に描き、適度な距離感で紡ぐ家族のカタチの意外性があ
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ウォーフェア 戦地最前線(2025年製作の映画)

3.3

実際に起こった小規模な局地戦をアメリカ視点でリアルに描き、精神的・環境的な要因で銃撃戦は意外と被弾しないことが印象的に。緊張感を持続する演出力の高さに感心はするが、巻き込まれて家を破壊された民間人にと>>続きを読む

コート・スティーリング(2025年製作の映画)

3.5

気の毒な出来事が多過ぎる気がしたが、次第に独特の台詞回しが主人公のトラウマや不幸を炙り出すように。
不幸とジンクスが結びつき、盗んだモノによる不幸の流れが変わる風変わり。肉体と精神が極限に達し、過去と
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YADANG/ヤダン(2025年製作の映画)

3.3

各々の思惑が交錯する裏切りと復讐の王道展開で、細かいことは気にせずにテンポ良く突き進むことに好感。結末が読めるのにプロットを捻ったり、捻らなかったりするので飽きない。無茶な演出もあるが、利権と多重下請>>続きを読む

もののけ姫 4Kデジタルリマスター(1997年製作の映画)

4.0

主人公・アシタカの死の呪いをかけられる〈負の連鎖〉。漂流民で自然共生的な少数民族であるが、その村を守った代償で村を追われる幾層の悲惨さ。〈人間と自然〉や〈人間同士〉の闘いに巻き込まれるが、縦横無尽に駆>>続きを読む

(2025年製作の映画)

3.5

虚像と現実が交錯し、繊細な映像美と心の機微を組み合わせ、所々に情緒的な映像を挟む世界観に好感。虚像が崩れ落ちた後のプロットの膨らませ方に唸らされることも。

セフレの品格(プライド) 終恋(2025年製作の映画)

3.3

シリーズ第4章。前章とは違う城定節溢れる纏め方は流石。強引な展開もあるが、シリーズ最終章なので全員集合することなど抜かりがないことも。原作未読。

セフレの品格(プライド) 慟哭(2025年製作の映画)

3.1

シリーズ第3章。スピーディーな展開で、登場人物を絞ってエッジを効かせた人間模様が何とも言えない味わいに。シックなテイストながらEDダメ元夫の活力が漲ることが可笑しくも。終盤のトラウマを植え付けて、結果>>続きを読む

ワーキングマン(2025年製作の映画)

3.0

ステイサム映画にしては予算が少なく、設定が活かされていないこともあるが、作品をグイグイ牽引して些末なあら捜しを押しのけることは流石。人質が紆余曲折する所々の過程で縦横無尽に殺しまくることがじわる。

大統領暗殺裁判 16日間の真実(2024年製作の映画)

3.5

この時代の韓国史は激動で魅力的な題材が豊富に。現代史なのに行き当たりばったりのようなクーデターが成功するのが何とも言えないく、今回スポットを当てるのが首謀者の部下なことが興味深い。ゴルフ場のシーンなど>>続きを読む

ペンギン・レッスン(2024年製作の映画)

3.3

軍事政権下での弾圧が続く時代背景だが、ペンギンのハートフルさで中和して明るいトーンで描くことに好感。抑圧された社会での自由や希望を静かにメタフォリカルされたペンギンが印象的に。

この本を盗む者は(2025年製作の映画)

2.8

ファンタジー系のマジックリアリズムで驚く。本をメインに取り扱うあまり、肝心なキャラ達の掘り起こしや人間模様が浅く感じて残念。正面構図の鼻下の線が鼻血にしか見えなく、最後まで気になること。読書が好きな人>>続きを読む

劇場版 緊急取調室 THE FINAL(2025年製作の映画)

2.6

ご都合主義で盛り上がりに欠けるし、纏め方も良くない。随所に撮り直しの影響を感じることに。TVドラマ未見。

ロマンティック・キラー(2025年製作の映画)

2.5

パロディの元ネタがドラマが多くて分からないこと。行間が殆どないぐらいに詰め込みすぎで、無理矢理アクションの見せ場を取り入れることに辟易。ターゲット層が狭い作品を全国330館で上映することは如何なもので>>続きを読む

映画ラストマン -FIRST LOVE-(2025年製作の映画)

3.3

福山雅治が作品を牽引し、一歩引いた大泉洋のバランスの良さに好感。TVドラマで培った脇役達のキャラ立ちの良さに感心も。
アクションを強引に取り入れたりサスペンスの緊張感が足りなく、所々に詰めや脇が甘いこ
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見はらし世代(2025年製作の映画)

3.5

現代的で特殊な家族像を絶妙なラインで丁寧に描くことに興味が続く。父との関係修復を拒絶する姉の世代間のギャップ、修復どうこうではなく只食事をする弟による同世代間のギャップが印象的に。フレームインフレーム>>続きを読む

シャドウズ・エッジ(2025年製作の映画)

3.7

スリリングな展開ながら、テクノロジーとアナログや若手とベテランを絡めるプロットや演出に感心。レオン・カーフェイの強烈な生命力が作品のエネルギッシュさに反映していることが秀逸。続編が楽しみに。

新解釈・幕末伝(2025年製作の映画)

1.8

大仰で冗漫で冗長なエピソードが続くので辟易。作品への制約が少なくなるにつれて福田作品はつまらなくなる。

アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(2025年製作の映画)

3.5

スピリチュアルな世界観を表現する圧倒的な映像美は凄いが、シリーズを通すと期待や革新の域を上回ったかは微妙。プロットや演出に既視感や予定調和を感じることも。前作同様な思想、拘束など似たような演出を繰り返>>続きを読む

悪魔祓い株式会社(2025年製作の映画)

2.1

悪魔の立ち位置が分からなかったり、オカルトの題材が魅力不足なので作品の核がブレブレに。半分以上が除魔パートなのでシチュエーションが狭くて退屈。肝心な悪魔組織の本元を叩くのは次作のようだが、この出来栄え>>続きを読む

殺し屋のプロット(2023年製作の映画)

3.8

ノワールとサスペンスを絡ませる緻密なプロット。じっくりした演出にタイトな編集が良く、喪失と贖罪のモチーフが効果的に。恨みの期間の前触れ・パスワードを解除した伏線の奇麗さに感心も。最後まで登場人物達の扱>>続きを読む

エディントンへようこそ(2025年製作の映画)

2.4

設定やメッセージを詰め込みすぎで、退屈なエピソードが続くことに辟易。張り巡らされた前触れや伏線が回収されなく、韓国映画のように終盤にアクションを起こして見せ場を作ることに興醒め。

プラハの春 不屈のラジオ報道(2024年製作の映画)

3.0

ソ連を中心とする軍事侵攻からグッと興味が湧くが、所々のパートが抑えられておらず、歴史的な流れを理解していないと退屈なことも。国の大きな問題と兄弟や恋人とのミニマムな問題の絡め方も巧く嵌らない。無残に踏>>続きを読む

ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス(2025年製作の映画)

2.4

セリフ・オマージュなど演出過多・過剰で面食らう。ラブライブ系と同様で、この手のテイストが苦手だとどうにもならない。TVアニメシリーズ未見。

男神(2025年製作の映画)

3.4

画が濃く、カット割りが多くて文体が固いのでMVのように。それでも絵力が強くて説明セリフやメッセージ性が少ない無骨な作風に好感。集落の因習系は好物なので飽きずに鑑賞できた。