マクガフィンさんの映画レビュー・感想・評価

マクガフィン

マクガフィン

映画好き。特に映画館鑑賞好き。
4.5 超秀
4.0 秀
3.5 佳
3.0 普
2.5 普↓
2.0 駄
邦画・洋画・アニメは異なる評価基準。
年は劇場公開日。
#2017邦画ベスト #2017洋画ベスト
#2016邦画ベスト10
#邦画オールタイムベスト #洋画オールタイムベスト
#アニメオールタイムベスト

14の夜(2016年製作の映画)

3.4

1987年の田舎町を舞台に、性への妄想を膨らませる中学生たちの姿を、バカバカしくも真面目に一夜の体験を描く青春物語。

変わりたい、変わらなきゃと思いながらも悶々とした日々を過ごす中学生の主人公タカシ
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.5

「猿の惑星(1968年)」の前日譚を描いた猿と人類が地球の決する戦いを受け入れざるを得なくなる猿のリーダー・シーザーの苦悩と葛藤の物語。

共存はありえない状況で、自らの種族を守るべく仲間のために命を
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ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.1

原作未読。
狂おしいまでに純粋に恋に落ちる男女の恋愛物語。

身近な感情を描き、決して特別なプロットやストーリーでもないだけに高い演技と演出力が物語の説得力として重要で、映画と小説の全く違う媒体の垣根
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ホワイトリリー(2016年製作の映画)

2.7

傷ついた過去を抱え、互いを慰めあうように寄り添いながら生きる女性同士の純愛物語。

日活ロマンポルノ・リブートの第5弾。

唇・指先・足のパーツごとのショットを引いた状態から寄るキャメラワークでメリハ
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ジムノペディに乱れる(2016年製作の映画)

3.2

深刻なスランプに陥った映画監督が喪失を抱き、様々な女たちと対しながら袋小路を抜け出そうと足掻く、滑稽で切ない一週間を描いた作品。

日活ロマンポルノ・リブートの第1弾。

過去の栄光にしがみつき、孤独
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牝猫たち(2016年製作の映画)

3.4

池袋の夜の街で生きる女たちを等身大に映し出し、現代社会の隙間でそれぞれの悩みを抱え何かにすがりながら生きていく日常を切り取った群像劇。

日活ロマンポルノ・リブートの第3弾。

シングルマザー・ネカフ
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ANTIPORNO アンチポルノ(2016年製作の映画)

2.8

作品が理解できなく、アンチ日本政治(男性政治)・アンチ日本(男性優位社会)→アンチポルノと考えると、政治・男性優位社会・ポルノへのアンチテーゼと解釈したのだが違うかも。

現実と虚構の移り変わりや、ア
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風に濡れた女(2016年製作の映画)

3.2

欲望に生きる女と欲望を捨てた男が激しくぶつかり合う物語。
日活ロマンポルノ・リブートの第2弾。

シンプルな構成で野性味がある女と男のぶつかり合うシュールな展開で、役柄や物語のディテールに意味を求める
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裏切りの街(2016年製作の映画)

3.4

出会い系サイトを通じて関係を持つようになった専業主婦と、年下のフリーターが流れに身を任せて生きてきた2人の待ち受ける運命を見つめる物語。

演出家ならではの徹底的にリアルに描いた演劇的要素は素晴らしく
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身体を売ったらサヨウナラ(2017年製作の映画)

2.5

AVに出演していたことが暴かれた、元新聞記者による自伝的物語。

タイトルから日活ロマンポルノやATG映画を想起させるので期待をしたのだが意外性のない真っ当な作品に。

劇中に登場するAV関連者のイン
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島々清しゃ(2016年製作の映画)

3.3

慶良間諸島の美しい雄大な風景と音楽が人々を繋いでゆく物語。

少女(伊東蒼)のイヤーマフが沖縄に関係している事は理解できたが、人の話に耳を傾けるのは沖縄の少女ではなく「逆」なのでは?
これでは、耳を傾
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亜人(2017年製作の映画)

3.4

原作・アニメ未読。
生と死がモチーフなアクション映画。

亜人の設定が良く映画にのめり込む。
新人類の亜人の外見は通常の人間と同様だが、絶対に死ぬことはできない。
死と共に肉体が回復し再生を直ぐに始め
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エルネスト(2017年製作の映画)

3.0

キューバ革命の英雄チェ・ゲバラと共闘した日系人のフレディ前村の革命に殉じた高潔な人生の物語。

人を助けようと医師を目指したフレディ前村は、キューバの国立医学大学へと留学するのだがキューバ危機のさなか
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.8

アメリカ資本主義の象徴といわれるマクドナルド。
そのマクドナルドの創業秘話を実話をもとにした、資本主義の哀愁漂う現実と理想や光と闇を凝縮している物語。

セルフサービスや客席の回転率が凄く高いシステム
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.5

飼い主のイーサンと再び巡り会いたい一心で転生を繰り返す犬のベイリーとの奮闘を、犬目線で展開する犬と人間の絆や愛を描く物語。

輪廻転生して別の犬種と性別になることで異なる質感を味わえて、生まれ変わった
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

冒頭の渋滞ハイウェイで繰り広げられる集団のカラフルでダイナミックなミュージカルシーンの掴みに圧倒される。

仕事と恋愛の悲哀が交錯する夢と愛と人生の物語。

主演2人は繊細かつ情熱的な演技で歌やダンス
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.2

戦争を題材にした実在の衛生兵のヒューマンドラマ。

幼少期・家族関係・看護現場・宗教など、武器を持たないと誓った事件を丹念に描くことで主人公(ドス)の思想・信条の背景が積み重ねられ、更にいくつもの対比
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.2

宇宙船内で人間のモラルや愛と葛藤を描く物語。

ジェニファー・ローレンスの容姿端麗な役作りは、クリス・プラットが人工冬眠装置を解除した憎悪感を浄化する綺麗さを熱演。

早く目覚めたとはいえ30年間眠っ
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無限の住人(2017年製作の映画)

2.7

原作未読。

大物雰囲気を醸し出しているが簡単に切り刻まれしまう。
不死身で圧倒的に有利な設定なのに度々瀕死状態になったり、場面に合わないグロ描写入れたりと演出的な過剰さに疑問。

時には、斬る相手が
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ライフ(2017年製作の映画)

3.2

宇宙船密室型の地球外生命体コンタクト系SFホラー映画。

船内が無重力状態な設定は好みで、生死をかけた戦いはホラー要素も満載なのだが、宇宙船内の息苦しさや臨場感の演出は『エイリアン』の影響が多く、意外
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.3

薬物依存症の主人公が怪我した野良猫のボブを助けたことで、どん底から人生をやり直す活力を得る実話。

元薬物中毒者の路上ミュージシャンが猫を肩に乗せたり、抱きながら演奏したりするだけで温もりに溢れるので
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.6

父子愛のドラマを描くロードムービー。

どん底を経験をした主人公が、家族や友人の協力を得て自らの思いを見つめ直して成長と成功を遂げていく。

SNSで破滅したシェフが、手段の一つとしてSNSを使って再
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ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984年製作の映画)

4.3

もしもボックスによって作られたIF体験の魔法世界を舞台に冒険。

もしもボックスで魔法が存在する世界を実現させ、もしもボックスを使う前の現実世界はパラレルワールドに当たる設定が凄い。

もしもボックス
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スクランブル(2017年製作の映画)

2.7

高級クラシックカー専門に強盗するクライム・アクション映画。

個性ある仲間を集める・マルセイユでのカーチェイスなど、意外性に乏しく既視感の強さも否めないうえ、設定がご都合主義に。

疾走感溢れるシーン
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.7

原作未読。

「人間の死」を心の拠り所にして生きる殺人者の美紗子(吉高由里子)の宿命と葛藤を、過去と現在の2つのエピソードで構成され次第に交錯していく愛と生死の物語。

『散歩する侵略者』で愛の概念や
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スプリット(2017年製作の映画)

3.4

少女3人が多重人格な犯人に閉塞的な部屋に拉致監禁される、美少女と野獣の密室劇。

犯人は次々と人格を変えて彼女たちを脅したり、助けようとする演出は巧妙で面白い。
23番目の人格までは終盤に向けてのトリ
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プロジェクトA(1984年製作の映画)

4.0

BSで久しぶりに字幕で鑑賞。

20世紀イギリス植民地下の香港を舞台に、水上警察と陸上警察が反目しながらも、最後には協力して海賊に立ち向かうカンフーコメディ映画。

命懸けのスタントや豊富なアクション
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.5

アニメ鑑賞済み。

ルックスは良いが心の醜い男と、優しさをもつ野獣との対比をはじめ、基本的にはアニメに忠実なので意外性に乏しく既視感も否めない。

違いはガストンが男前で更に嫌な人間に。
野獣とガスト
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TAP THE LAST SHOW(2017年製作の映画)

3.2

現実に打ちひしがれた者が、若きダンサーたちに託そうと一歩前へと歩み出す物語。

本当の若手タップダンサーが演技をするので演技力は仕方ないとしても、それぞれの家庭事情の演出は酷くキャラの背景を掘り起こす
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.3

原作未読。
高校生活という小さく複雑な社会での葛藤を見事に描いている青春群像劇。

バレー部キャプテンの桐島が突然部活を辞めたことをきっかけに、各部やクラスの人間関係に徐々に歪みが広がりはじめ、それま
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ピンポン THE ANIMATION(2014年製作の映画)

4.1

原作既読。原作漫画は傑作。
実写映画も鑑賞済み。

アニメでしか表現できない躍動感ある独特な作画と疾走感は、湯浅監督ならでは。

映像を実写に近づくことを目指す近代アニメとは風変わりな方向性で爽快。
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ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

2.8

原作未読。

映画と小説の媒体の違いが謙虚に表れた実写映画の残念な作品に。

オムニバスストーリーで3つの時系列の異なるそれぞれの人物・出来事が徐々に繋がっていき収束する。

複雑な基本設定に辻つまが
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.7

函館の夏を舞台に、社会の最底辺で向き合う男女の絶望と再生から生まれる愛や家族の形を描いていく傑作中の傑作。

過去の罪悪感から生きる目的を見失い怠惰な日々を過ごす男(綾野剛)と、家庭内依存により社会の
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.3

自分のことを大嫌いな人間が今の自分から一歩でも脱却しようともがく物語。

全編に渡る安藤サクラの覚悟や気迫が漲る熱演と怪演が秀逸。
世間の理不尽な厳しさや仕打ちの不満と怒りをボクシングに転換していく。
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.3

信じがたい壮大な奇跡の実話。
人間の想像力を超越した物語なので実話ということに真実味がある。

前半の約半分が5歳のインド時代。
後半が養子になってからの豪州時代。

前半のインドで兄にはぐれ路上生活
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

2.9

原作未読。
いったいどの年齢層と社会階層向けに映画を作ったか謎。

狂わせるガールの配役を水原希子にした時点でキャラが想像できたが全くイメージ通りに展開。

水原はかわいく、おおよそ男が好きな女の仕草
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