マクガフィンさんの映画レビュー・感想・評価

マクガフィン

マクガフィン

映画館鑑賞好き。
4.5 超秀|4.0 秀|3.5 佳|3.0 普|2.5 普↓|2.0 駄
評価基準は邦画・洋画・アニメ・短編で異なり、相対的・年月的に微調整します。
年は劇場公開日。
#2018邦画ベスト #2018洋画ベスト
#2017邦画ベスト #2017洋画ベスト
#2016邦画ベスト10
#邦画オールタイムベスト #洋画オールタイムベスト #アニメオールタイムベスト

映画(907)
ドラマ(8)

オズランド 笑顔の魔法おしえます。(2018年製作の映画)

3.0

未熟な新社会人の傲慢さや勘違い、成長する姿はありふれているが、それと正反対のような、周りの笑顔が満載のギャップが良く、ほのぼのとしたライトなヒューマンドラマに。

このようなテイストなら、晴天の景色を
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運命は踊る(2017年製作の映画)

4.2

運命の皮肉は、帳尻合わせのような因果応報。その皮肉を、シュールなコミカルさで、イスラエルの現状を皮肉る演出はセンス抜群に。登場人物たちの行く先々を暗雲させる手法は秀逸で、先の見えない展開に興味深々。>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.5

冒頭のコンパで酔い潰れそうな女(趣里)を男(菅田将暉)に預ける女たちに違和感を感じたが、鬱に対する世間の扱いのメタ的かと、後に思う。趣里は、かまってちゃん的な、なんちゃってメンヘラ女と思いきや、ガチで>>続きを読む

体操しようよ(2018年製作の映画)

3.2

冒頭からカーテンやブラインドで部屋の光を遮る背景描写は、主人公の悲哀の背景描写とキャラの構築だが、映画的には退屈。もう少し工夫が欲しかった。

父と娘のオムニバス的なテンポの良い会話の切り替えが面白く
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.1

某作品のレビューにて、事前に犯人を知る。犯人バレ以外は事前情報が殆ど無い特殊な状況で鑑賞。原作未読。

スマホを落とした人は、ヒロイン(北川景子)でなく、彼氏なことに感心する。覗き見している感じで、徐
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ヴェノム(2018年製作の映画)

2.8

序盤は、ターミネーターのような演出で、ヴェノムの声のナレーションは「パンク侍、斬られて候」。更にアクションはブラックパンサーで、細かなディティールも既視感満載に。

人間とヴェノムの負け犬同志のコンビ
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あいあい傘(2018年製作の映画)

3.2

冒頭の高橋メアリージュンとやべきょうすけのカップルの会話の下品さと演技の大仰さに頭が痛くなる。そんなカップルが、ドン引きする展開になるので、一応は効果的に。バカでお人好しな市原隼人の浮かれ具合、パブリ>>続きを読む

億男(2018年製作の映画)

3.0

お金や会社や人間関係の価値に対する揺さぶりによる、お金の物神崇拝や会社の物象化は興味深い。原作未読。

創業者で親友である九十九(高橋一生)の会社がお金に翻弄されて、周辺の人々がお金に傾倒したことで、
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.2

妻と娘の綺麗さと明るさが効果的で、主人公(ブルース・ウィリス)の喪失と復習の葛藤を積み重ねるシークエンスに説得力が感じるように。前半と後半の表情の違いも印象的に。
全米ライフル協会が喜びそうな展開は、
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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

2.9

ポスターの印象から、日常の謎を解く、ほのぼの系人情劇かと思いきや、ライトミステリに驚く。原作・漫画未読。TVドラマ未見。

情報が少ない古書から読み出すことは、鋭い推理なのか特殊能力なのか判別不能。小
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ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

3.3

一癖も二癖もあるロス市警と特殊部隊に従軍していた強盗団の対立構図に、其々の人生模様を絡ませる。ヒリヒリするような重厚なテイスト同様に「ヒート」を連想する。

仕事に熱中するあまり家族をおろそかにするこ
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旅猫リポート(2018年製作の映画)

2.7

愛猫ナナの引き取り先を探す、人間(福士蒼汰)と猫のロードムービー。猫のかわいさの対比として、エモを振りかざす組み合わせは、お決まりに。原作未読。

猫が説明突っ込みを挟んでいくので、分かりやすい構成に
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クリミナル・タウン(2017年製作の映画)

3.2

作品の枠組みが、2時間ドラマの殺人事件の真相究明に素人がしゃしゃり出る、懐かしいスタイルに驚く。

主人公は、母親を亡くした無力さのトラウマにより、親友の殺人事件に首を突っ込むことに。純粋な気持ちによ
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.5

コミュ障のこじらせ女子の成長譚。金魚を眺めるポスターの表情が魅力的だが、ポスターとの違和感と想像以上の饒舌に驚く。19才に見えなかったが、作品の殆どが肩にのしかかるような重要な役どころをこなした魅力が>>続きを読む

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.2

傍から見れば発端は些細なことが、次第に雪だるま式に膨れ上がることが巧みに。語り口は軽快でテンポよく、社会派の重厚性と骨太さをエンタメ作品の枠内に嵌め込むことが上手い。更に、形勢が目まぐるしく変わる裁判>>続きを読む

殺る女(2018年製作の映画)

2.5

女殺し屋の復習譚と孤児院出身の男女が絡む物語。

女殺し屋(知英)の過去をフラッシュバックで描写するが、トラウマはあるが虚無的や退廃的な雰囲気が無いのが気になる。

知英以外の人々は、孤児院での喪失の
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ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

3.3

息子を亡くした母・サチの物語。原作未読。

喪失と孤独を抱えて、抗えない現実を受容できない、サチのクールな外見と飄々した態度の対比のような設定が良い。

風による草木のざわめきの音が、心情のたゆたうさ
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

2.8

ハリウッド近郊を舞台に、オタク青年が美女の失踪事件を追うフィルム・ノワール。

オタクの挫折による現実逃避は、オフビートな謎解きや、グロい夢、ダークでシニカルな側面などが絡み合うが、完全に詰め込み過ぎ
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愛と法(2017年製作の映画)

3.0

事前情報を殆ど入れなく、ポスターの感じからモキュメンタリー的かと思いきやドキュメンタリーで驚く。

序盤の憲法改正を戦争法反対に結び付けるデモ映像は、〈教師の国歌斉唱の強要〉〈わいせつ物/表現の自由〉
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.3

ありきたりなロードサイド店舗がある地方都市を舞台に、みんなの憧れの的だった椎名くん(成田凌)を基軸に巡らせ、個々を交差させながら描く群像劇。原作未読。

個々のオムニバス形式で時系列をシャッフルするか
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ウスケボーイズ(2018年製作の映画)

2.9

ワイン作りに夢と情熱を注いだ若者たちの青春群像劇。ワインの作り手の視点が興味深い。

ワイン狂と呼ばれた大学生達が国産ワイン〈桔梗ヶ原メルロー〉と麻井宇介との出会いで、更にワインにはまっていく過程がワ
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.3

映画作成に純粋な情熱を傾けた青春群像劇。

70年前後の特有な雰囲気に、若者たちの熱量が絡み合い、相乗するかのような熱い気概が画面から溢れるように。アナログ感溢れる反骨精神は、沸き上がる衝動を具現化し
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教誨師(2018年製作の映画)

3.5

死刑囚と教誨師の密室対話劇。

死刑囚は、虚言癖がある者、スノビズムで論理武装する者、処刑の延期を画策して利用しようとする者、現実逃避する者など一癖も二癖もある者たち。いちいち個性的なことが面白い。
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ファイティン!(2018年製作の映画)

3.1

シンプルで武骨なイメージが強いアームレスリングと対比する、ほのぼのした家族ドラマのテイストを組み合わせる構図が面白い。過剰な演出も邦画なら興醒めするが、字幕とハングル語ならあまり気にならないことは、韓>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

3.2

「マイ・プレシャス・リスト」同様に、ポスターの表情が印象的だが、役者のイメージが少し違うことも同様に。

信心深く厳格な両親、抑圧からの開放のメタ描写が強烈に。欲望と背徳感に苛まれる同性愛のジレンマ、
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薄墨桜 -GARO-(2018年製作の映画)

3.2

作画がカッコいいので鑑賞したが、戦闘中にバトルスーツのようなモノを着て戦うことに驚く。何故最近のアニメ映画は、ポスターに描かないのだろか。「コードギアス Ⅰ」もポスターにロボットが描かれていなかったし>>続きを読む

ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)

2.6

エンタメ映画として、王道的ストーリーで捻りがないことは珍しくないが、小スケールで内容が薄く、テンポが悪いのが問題に。

ディティールやアイテムも既視感溢れる。戦争のPTSDを取り入れるが、喪失の大きさ
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

2.8

前半はマイルドでボンヤリしたテイストで、不可視の主人公が、愛する少女をひたすら見つめ続ける視点は、退屈で眠い。甘美で瑞々しく感じるかは人それぞれ。

触感・匂い・心の微妙な動きなど捉え、姿が見えないが
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音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

2.7

最近の邦画でトレンドな〈超絶演出〉+〈ギャグ満載〉。性別・性格・音量・バイタリティが対照的な2人の会話のテンポは、まずまずで、あまり停滞しない掛け合いは良かったが、中盤以降はグダグダでテンポ悪くなる。>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

対象年齢が低くそうなキャラ造形は、いかにも児童文学を髣髴として、全く見る気が無かったが、意外な評価の高さが気になり鑑賞することに。原作未読。アニメ未見。

残酷な運命に翻弄されながら、受動的に旅館業の
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いつも月夜に米の飯(2017年製作の映画)

3.4

多感な時期である女子高生(山田愛奈)が、店に来る様々な人との出会いを通した成長譚。家族・恋愛などの通過儀礼を絡めて、今も昔も変わらない母娘問題が冴えわたる。

前半の山田愛奈の苦虫を噛み潰したような顔
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

物音に反応して襲いかかるクリーチャーの外圧の恐怖とそれから身を守ろうと家族で協力し合う、内面の心の温かみの対比。その振れ幅のが大きさが何とも言えない。音を発せられない窮屈な感じは、息が詰まる閉鎖的なス>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.0

前半の事件と後半の事件がリンクするが、幾つかのドラマを挟むのでテンポが悪く、冗長に。前半の事件の殺人がモタつくので、プロに見えないのが問題。本来なら、主人公と同じ殊訓練を受けた元CIAなので、〈同等の>>続きを読む

モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ(2018年製作の映画)

3.3

マイノリティをメタ的にした〈宙に浮かぶ東京〉の背景描写の異質な世界観は興味深い。マイノリティを線引きしていることを空間で描写しているので、〈浮遊島〉と〈マジョリティ〉の兼ね合いが抜群に良い。アイデンテ>>続きを読む

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.0

17世紀のオランダ黄金時代を舞台に、老商人の若妻と画家の不倫関係を描く。原作未読。

フランドルの絵画・チューリップの異質な美しさはウイルスが原因で、チューリップ・バブルの時代背景と同様な限定的な対比
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劇場版 フリクリ プログレ(2018年製作の映画)

2.7

主人公・ハル子のハイテンションで傍若無人な性格を反映している、理不尽でシュールな世界観は、唐突過ぎて独りよがりで散漫に。OVA未見。「フリクリ オルタナ」鑑賞済み。

キャラの説明と物語の構築が無いの
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