マクガフィンさんの映画レビュー・感想・評価

マクガフィン

マクガフィン

映画館鑑賞好き。
4.5 超秀|4.0 秀|3.5 佳|3.0 普|2.5 普↓|2.0 駄
評価基準は邦画・洋画・アニメ・短編で異なり、相対的・年月的に微調整します。
年は劇場公開日。
#2018邦画ベスト #2018洋画ベスト
#2017邦画ベスト #2017洋画ベスト
#2016邦画ベスト10
#邦画オールタイムベスト #洋画オールタイムベスト #アニメオールタイムベスト

映画(944)
ドラマ(9)

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

2.8

雰囲気重視的な映像の積み重ねで、異様で異質なテイストが漂うが、ホラーやオカルト系ジャンルが苦手なことや作品の理解力が足りないことで、中盤以降に集中力が切れる相性の悪さに。

前半の祖母・母・娘の3世帯
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マチルダ 禁断の恋(2017年製作の映画)

2.7

ロマノフ王朝第14代目にして最後のロシア皇帝・ニコライ2世と人気バレリーナ、マチルダのスキャンダラスな恋と言えば、映画的には聞こえが良いが、どちらかと言うと野心家の女・マチルダと優柔不断な皇帝のちょい>>続きを読む

ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~(2018年製作の映画)

3.6

身近な者達の多角的なインタビュー形式にプライベート秘蔵映像や時代背景の映像で展開するドキュメンタリー形式は、想像以上の映像の丁寧な積み重ねることにより、歌姫が堕ちていく経緯を容赦なく炙り出していくこと>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.6

序盤から違和感を感じるピアノの音、葬儀や結婚式でのデリカシーを欠く思考、実母と義母の対比、二面性を持つ主要人物たちの主観と客観の隔りを炙り出し、それらの不穏な空気や悪意を丁寧に積み重ねることで、様々な>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

2.9

外見ステレオタイプで判断されやすい世の中で、自分の尊厳を保つことで、見た目は一緒でも、気持ちがポジティブに変わるだけで、人生が一変して輝く、超前向きラブコメ映画。

上昇志向の向かう先が、如何にも煌び
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.5

サイヤ人・最大の悲哀を背負うブロリーと、同じ時期に誕生した悟空やベジータが絡み合う、因果な群像劇を、壮大なスケールで描かれている模様に圧倒される。劇場版DBアニメ第20弾。ブロリー関連の過去作は未見だ>>続きを読む

ニセコイ(2018年製作の映画)

2.5

男1・女3の四角関係で、男のハーレム妄想が膨らんだ、男版キラキラ映画は、舞台以上な大仰な演技と実写邦画でトレンド的な超絶演出に。後半に「ロミオとジュリエット」の舞台を取り入れるなら、尚更、演技や演出方>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.1

映画鑑賞は事前情報を極力避けるが、ガガでなくビヨンセが主演を務め、クリント・イーストウッド監督がメガホンを取る予定で、二転三転しての公開。主役も務めるブラッドリー・クーパーの監督デビュー。意外な賞レー>>続きを読む

機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

3.5

「機動戦士ガンダムUC」の続編となる「UC NexT 0100」シリーズの第1弾。「UC」を見ていないので、これまでのMSとは異質な、人間のエゴと郷の象徴の〈フェネクス〉の人智を超えた設定に感心する。>>続きを読む

バルバラ ~セーヌの黒いバラ~(2017年製作の映画)

2.8

虚構と現実との微妙な狭間を、そのまま描く手法は好みが分かれるだろう。バルバラ自身というか、役者のジャンヌ・バリバールを魅力的に描くが、シャンソン歌手としてのバルバラの魅力が伝わってこなく、何を特に描き>>続きを読む

春待つ僕ら(2018年製作の映画)

2.7

ドジなヒロインが受動的に男達からチヤホラされて、能動的にトラウマを解放する話。如何にも原作が少女漫画的な展開・設定・演出を突っ込むのことはしないで、役者中心に感想を。原作未読。

地味で目立たない、ぼ
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ムタフカズ(2016年製作の映画)

3.2

キャラデザインやバンド・デシネ風な背景や動作などの作画全般の柔らかさが特徴的で、その柔らかさでグロやスプラッターやバイオレンス描写を中和することが印象的に。

キャラ構築や初期に中枢を省略するシークエ
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斬、(2018年製作の映画)

3.1

250年以上続いた江戸時代末期の揺動する転換期の舞台をメタ的にして、戦後70年以上の現代日本と照らし合わせることに。〈斬る〉ことや〈復讐〉の葛藤を通して、生死の問題に肉薄することで、「非暴力」のテーマ>>続きを読む

おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

3.2

キャストの選択が絶妙で、紆余曲折な人生を歩んだキアヌとウィノナなことだけで、味わい深く感じる。セリフはこの2人だけで、後は全て背景な構図が面白い。

捲し立てるように喋るウィノナは、万引き事件の時にも
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

冒頭の他人のプライベートを覗き見しているような映像を勝手に見せられるようで、うんざりする。PC画面同様に映像がひたすらフラットに映る。

PCモニターのみの映像で展開する作品で、吟味された構成とアイデ
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真っ赤な星(2017年製作の映画)

3.1

物語に頼らなく、行間の広さや余白の多いフォーマットを読み取るような作風に。また、様々な構図が心象背景になっていて、抜群に綺麗な景色が味を加えるが、脚本と演出不足は否めない。少女が惹かれる切っ掛けが弱す>>続きを読む

スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

3.1

序盤の空からの脅威→宇宙船内の戦い→ラオスでの地上戦→宇宙戦争と、舞台とテイストがゴロゴロ変わるシークエンスに感心するが、ブツ切りカットのような繋がりが残念。序盤の人間が次々と吸い込まれるような恐怖は>>続きを読む

マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

2.7

前半の長回しのスピリチュアルやトランスなシーンが冗長で、更に強く歪んだエレキギターとシンバルを組み合わせた大仰な音楽や、幻惑的音楽が長々と繰り返し流れるので、辟易する。ストーリーはシンプルなのにテンポ>>続きを読む

青の帰り道(2018年製作の映画)

3.3

夢と現実の狭間で苦悩する、学生時代を共にした7人の若者たちの人生が交錯し、モラトリアムから目覚めて、大人になる過程を描く青春群像劇。

民主党が政権交代する、変わりゆく時代の中で、自分の可能性を声を大
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.8

ポスターから「ダンガル」の二番煎じなテイストと思いきや、ミュージカル仕立てなことを挟みながら、愛情とポジティブさが溢れて、元気が出て前向きになれる作品に。インドにおいてタブーな〈生理〉問題の重さと比例>>続きを読む

暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.5

初犯の麻薬使用で「執行猶予付」の量刑相場の日本では、極悪非道な刑務所に送還されることに信憑性がないが、自伝の映画化ならではの設定が効果的に。

レイプ・リンチ・自殺・殺人が相次いたり、ひたすら重いテイ
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かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―(2018年製作の映画)

3.4

義父のもとに、亡夫の連れ子と共に訪れた、シングルマザーの晶(有村架純)が鉄道の運転士を目指しつつ、各々の人間模様を描いたヒューマンドラマ・〈RAILWAYS〉シリーズ第3作。前2作は未見。

人情ドラ
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Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~(2017年製作の映画)

3.1

小説「クリスマス・キャロル」の誕生秘話を描いたファンタジードラマ。

「クリスマス・キャロル」の小説内容が分かっていることと、その誕生秘話を描いたも物語であることが分かっていることが前提のようなフォー
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セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!(2017年製作の映画)

3.0

ソ連の崩壊とキューバの社会主義圏の崩壊を社会背景として、時代に翻弄される2人が、人種・言語・国境・大気圏を越えて親友になる設定に興味津々。

時代の変化に対する戸惑いや、生活困難の中での、明るいポジテ
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ギャングース(2018年製作の映画)

2.8

つまらなくはなかったが、物語やキャラの構築が足りなく、展開やディテールに斬新さがなく、気になることがチラホラある結果に。原作未読。

少年院出で両親に捨てられた3人の悲惨な過去は切ないが、トラウマは加
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.4

〈もののあはれ〉に通じる、五感に触発されて生ずる、しみじみとした情趣は、日本の伝統文化の凛々しさのように。整然とした茶室や茶道具を背景やアイテムと相俟った、凛とした仕草は、茶室の凛とした空気に繋がる。>>続きを読む

THE COLLECTORS~さらば青春の新宿 JAM~(2018年製作の映画)

3.1

ライブハウス〈新宿JAM〉が閉店する、一つの時代の終焉系のドキュメンタリーかと思いきや、リーダー・加藤ひさしとギター・古市コータローを中心として、30年以上モッズのスタイルを変えずに活動をしている、モ>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

フレディ・マーキュリーやクイーンの伝記なので、モキュメンタリーな感じかと思いきや、ドラマ仕立てな展開に。淡々とした中で強弱があった方が好みなのだが。

フレディのキャラが際立ち、レコーディングで曲が完
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ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

3.1

邦画の超絶ギャグがトレンドなので、逆にユルいギャグが新鮮にも感じたり、懐かしく感じることに。アナログ時代とデジタル人間の対比も良く、古風でベタなギャグも楽しい。また、古風なスパイアイテムもスパイとして>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.4

流石に、前作と同様のフォーマットとはいかないので、視点が変わり、主人公がデル・トロとブローリンの男2人で、麻薬王の娘がキーマン的に。麻薬カルテルに対抗するためには、人間としてのモラルの境界線を超えなけ>>続きを読む

ハード・コア(2018年製作の映画)

2.8

社会から疎外されて救いのない者たちの悲哀や、抜け道の無い閉塞感。そういう者たちの生活の乱れを部屋の汚さとする背景描写は既視感があり、邦画の定番に。貧乏や底辺でも毅然とした者が登場しないことは、邦画アル>>続きを読む

アウト&アウト(2018年製作の映画)

3.2

ロード・ムービーと逆というか、バディ的な不愛想な主人公と健気で賢明な少女の部屋の中での兼ね合いや会話が微笑ましい。事件を表とすると、裏の少女とのシーンの2面的な切替が効果的に。脇役の演技力と配役に難が>>続きを読む

母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

2.7

嫌われても母を慕う子どもの心境は、分からなくもないが、最終的には虐待というレベルを超えていることは、如何なものか。包丁で切りつけられたら、普通は関係は終わりで良いのでは。原作未読。

自分を理解してく
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.4

玄関から庭までの薔薇が散在するメルヘンチックな通路の違和感。そこから辿り着く庭で眠る皮膚色が薄い少女は、「眠れる森の美女」を髣髴させる冒頭のシークエンスは、後に分かる母親の娘と繋がりを希求する心象背景>>続きを読む

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

3.9

兄の自殺を通して、家族の繋がりとは何かを顕在化させる図式的な展開が、丁寧な描写の積み重ねと俳優陣の演技力でリアルな家庭劇に昇華することが上手い。

ユーモアを取り入れて、コミカルなテイストになると思い
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(2018年製作の映画)

3.6

偶然拾った〈銃〉に魅了される大学生(村上虹郎)が、〈銃〉に次第に浸食されて、〈銃〉によって得られる万能感から日常と人間関係が狂わされる模様に魅了される。原作未読。

退屈で抑揚が無い日々に刺激を欲求し
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