マクガフィンさんの映画レビュー・感想・評価

マクガフィン

マクガフィン

映画館鑑賞好き。
4.5 超秀
4.0 秀
3.5 佳
3.0 普
2.5 普↓
2.0 駄
評価基準は邦画・洋画・アニメで異なり、相対的・年月的に微調整します。
年は劇場公開日。OSによりコメントにいいね出来ません。
#2017邦画ベスト #2017洋画ベスト
#2016邦画ベスト10
#邦画オールタイムベスト #洋画オールタイムベスト #アニメオールタイムベスト

映画(782)
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.0

ポーカールームの女性経営者、モリー・ブルームの半生の実録劇。

冒頭の、冬季五輪最終予選でのモーグルの模様を、雪斜面の角度・気温・採点を記号や数字化して表すことは、経営やポーカーなどに重要な数字の大切
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.4

高校生活という小さく複雑な社会での葛藤を描く青春群像劇。原作未読。

若干、女性版BL的なテイストの臭いが漂う、思春期の女の子たちの恋愛感情にも似た危うい友情関係は、高校3年の進路選択を迎えたことで、
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.9

冒頭のシーンで、父親のハヴィル(アーミル・カーンマ)のTVでオリンピックのレスリングを見ながら、自分との意見の相違でレスリングで決着を着けることをTVの実況に絡ませる模様に唸らされる。レスラーのような>>続きを読む

Oh Lucy!(2016年製作の映画)

3.4

人生どん詰まりで公私共に破綻寸前の四十路OLの自己解放の行く末は、痛々しいまでの爆走劇に。

英会話講師による、内から見た英会話と外から見た英会話の違いのような対比が面白く、監督の日本の英会話教室の違
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

事前知識なしで観賞したら、LGBT映画で驚く。ポスターを何気なく見ても気づかなかった、自分の鈍感さに呆れる。センスある邦題かと思えば、原題直訳のまま。
正直、LGBTを扱った映画は苦手で相性が悪いこと
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.2

昭和の混沌とした時代で、暴対法成立直前の黒でも白でもないグレーなことが蔓延し、アングラ的な無茶苦茶さがまかり通る界隈の中での人間臭ささが際立つ。光と闇のコントラストが相まった骨太なエンターテイメント作>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

4.1

気難しい男ラッキーの全ての者に例外なく訪れる人生の最後の時間を描く。

小さな田舎街の中でミニマムな生活を送り続ける主人公の90歳の男ラッキー(ハリー・ディーン・スタントン)。ルーティーンのような代り
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心と体と(2017年製作の映画)

4.2

郊外の食肉処理場で働く女性とその上司が同じ夢を見たことをきっかけに距離を縮めていく、孤独な男女の姿を描くラブストーリー。

序盤に、屠畜場での牛の屠殺を淡々とリアルに描写することで、人間が生きる上での
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.6

幼少期に母親が浮気相手の青年とダイナマイト心中をした末井昭氏の波乱万丈自伝的エッセイの映画化。

幼少期に母親がダイナマイトで自殺するという衝撃的なエピソードは凄過ぎで、ダークで重くなりそうな所を、飄
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パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

3.4

貧困層からの脱出の手段として、ヒップポップでのし上がることは既視感溢れるが、車椅子生活の祖母の面倒をよく見るし、酒浸りの母親も必要以上に軽蔑しなく、ヒップポップスターの札付きのワルとは真逆な設定が良い>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.9

意識高い系で表面上はリベラルで装うインテリでエリートな男が主人公。自業自得だが、ふとした行動で次々に奇妙な出来事が起こり、次第に相乗するかのように膨れ上がり、窮地に追い詰められていくことを様々な現代社>>続きを読む

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

3.7

シリア内戦をテーマにしたドキュメンタリー。センスある邦題かと思いきや市民ジャーナリスト集団の名称・RBSS(Raqqa is Being Slaughtered Silently:ラッカは静かに虐殺さ>>続きを読む

ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.1

9・11テロ直後、初めてテロとの戦いに身を投じた12人の特殊部隊・グリーンベレーの隊員たちの活躍を描いた実録戦争ドラマ。

善と悪に単純化したアメリカ的勧善懲悪のエンタメ戦争映画で、二元論映画の復活は
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サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

2.7

理想的に感じる白人しか住まない街に黒人家族が引っ越してきたことから巻き起こる奇妙な事件を描く物語。

均等に並ぶ色とりどりでカラフルな住宅街や職場でのシンメトリーな構図は白人だけの社会の調和を表し、壊
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.3

アベンジャーズなどのヒーローが結集し、ラスボスのサノスとの戦いを描く。マーベル映画19作目。

MCUならではの戦闘やアクションシーンの吟味されたアングルからのキャラ独自の躍動感や疾走感が凄く、背景が
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となりの怪物くん(2018年製作の映画)

2.7

勉強がアイデンティティーなボッチ女子高校生と、隣席の問題児によるラブコメ。原作未読。

学校や階段のシンメトリーの画面構成。高層ビルと富山の背景のギャップは漫画的な独特な世界観が築かれて好感だが、特徴
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いぬやしき(2018年製作の映画)

3.3

超人的能力を得た初老のサラリーマンと高校生が、それぞれの目的で強大な力を行使するさまを描く。原作未読。アニメ未見。

家族を養うためにドライな社会で日々を過ごすが、会社や家族からも疎まれて社会にも家庭
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.3

2045年を舞台に、仮想ネットワークシステム「オアシス」開発者の遺産争奪戦を描く。

CGの人間の質感や肉感的な厚みが少ないことが、いい感じで現実とバーチャルの世界「オアシス」と対比となり、現実とバー
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.9

閉鎖的な田舎に転校してイジメにあう少女の物語。原作未読。

田舎の冬の雪高原や枯木の静謐なロケーションと排外的な敵愾心からくる閉塞感。廃校寸前で吸収される中学高のどうでも良い感やどん詰まり感。ぬめった
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

4.4

愛をなくした男と愛を望む女の出会いを描くラブストーリー映画。

誰もが挫折し傷ついている悲哀の中で、それぞれに迷い・苦しみながら折り合いを見つけて僅かな希望の光を見い出し、新たに人生を切り開いて歩んで
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

2.9

巨大ロボット(イェーガー)を駆使する人類とKAIJUたちとの激闘から10年後の物語。シリーズ第2弾。

前作のダークな雰囲気が漂う世界観から、一転して明るく聡明な背景になり、ドラマパートやキャラ構築は
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.1

ゲーム世界に入り込んでしまった高校生たちの冒険を描くエンタメ映画。

ワケありな高校生達のゲーム内のキャラは現実の理想が反映されて、コンプレックスの対極のように。基本的な性格はそのままで、現実世界とゲ
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娼年(2018年製作の映画)

4.1

退屈な生活を過ごしていた主人公(松坂桃李)が男娼となり、成長していく物語。原作未読。

冒頭のアルコールを性や欲望のメタ的とした音が印象的に。性描写の前に登場することが多く、それが暗示と共に呼応して躍
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ろくでなし(2017年製作の映画)

3.2

渋谷を舞台に、孤独なアウトローたちの人間模様を描いた物語。DVD観賞。

奥田監督の前作の「クズとブスとゲス」では、無意味に感じる過剰な暴力や熱量が作品に味をもたらしたが、粗削りな演出が先走る作風は纏
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.6

一流のプリマバレリーナのヒロイン(ジェニファー・ローレンス)だが、ムチムチまではいかないがスリムとは言えない体型に違和感。優雅なバレエの公演中に突如訪れるアクシデントの怪我は、「女優霊」の石橋けい並み>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.1

国民を欺いてきたベトナム戦争の最高機密文書を政府を敵に回してまで、報じるか否かの駆け引きを軸として、女性社主のケイ(メリル・ストリープ)のメディアとしての公共サービス性と社主としてのビジネス性の狭間で>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.1

いつもの通勤電車内という限定空間で、ひょんなことから、謎の人物「プリン」という人物を探すミッションに巻き込まれて散々な目に遭うことを描くシチュエーションスリラー映画。

「プリン」の情報は殆どなく、主
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.0

西暦2740年の宇宙を舞台に、銀河の平和を守るエージェントの男女が巨大な陰謀に立ち向かうSF漫画の実写化。原作未読。

ポップでオフビートな明朗快活な冒険活劇は、緩いバトルや弛緩した語り口と中二病的な
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森山中教習所(2015年製作の映画)

3.0

自動車教習所を舞台に、大学生の清高(野村周平)とヤクザの轟木(賀来賢人)の対照的な同級生のひと夏の友情を描いた物語。原作未読。

のんびりとした田舎での非公認の風変わりな教習所で、家庭に問題を抱えた個
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

2.8

冒険家の父の死の真相を追うアクションアドベンチャー。

主人公のララ・クロフト(アリシア・ヴィキャンデル)の設定が可憐で健気さや弱さを併せ持つ設定に変更。冒頭にボコボコにされて絞め落とされるシーンに代
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.2

人種差別が横行していた1960年代初頭のアメリカで、初の有人宇宙飛行計画を陰で支えたNASAの3人の黒人女性スタッフの知られざる功績を描く伝記ドラマ。DVD観賞。

トイレもバスの座席も図書館の本も高
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曇天に笑う(2018年製作の映画)

2.7

300年に1度復活しては災いをもたらすとされる大蛇をめぐる物語。アニメ未見。原作未読。

冒頭の時代劇の背景をドローン空撮から逃げる浪人を追う手持ちカメラへの切れ目が分からない、ワンカット(?)のシー
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ビニー/信じる男(2015年製作の映画)

2.9

交通事故でボクサーにとって重要な頚椎を損傷した元世界チャンピオンのビニー・パジェンサの半生を描く人間ドラマ。DVD鑑賞。

冒頭、ウエートコントロールに苦戦して遅刻する世界タイトルマッチの調印式。世界
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

4.3

あさま山荘事件に至るまでの連合赤軍崩壊の過程を描いたヒューマンドラマ。

狂信的な連合赤軍メンバーの革命への夢が、悪夢へと至るプロセスがシリアスで臨場感溢れて描かれる。途中で何度か目を背けたくなるよう
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

3.6

競技かるたに打ち込む高校生たちの物語。3部作の3作目。原作未読。

高校最後の団体戦を中心にする設定が良く、高校生活の最後の団体戦への疾走感と、別々の進路による学園生活の終焉する儚さの対比が印象的に。
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北の桜守(2018年製作の映画)

2.8

戦中から戦後にかけて母と子の30年に渡る軌跡を描いた人間ドラマ。

樺太引揚者・戦死者・復員兵者の立場の違いから起こる戦争の運命に翻弄された悲劇を絡めた激動の時代を生き抜いた親子のプロットはテンコ盛り
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