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658km、陽子の旅のOSHOのレビュー・感想・評価

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)
3.4
コミュ障の42歳の女が、東京?から青森までヒッチハイクしていくなかで、
はじめは、ヒッチハイクしてくれた人に「ありがとう」すら言えなかったのに、
最後はしっかり「ありがとうございました」と言えるようになるまでの大冒険の物語。

ひきこもりで自宅でインターネット内で質問すると答えを返してくれる仕事をしている女が、
長年あってない父が亡くなり、18歳で飛び出した青森に帰ることになったものの、
ひょんなことから、ヒッチハイクしなくてはならなくなる。

この展開は悪くはないけど、
個人的にはあまり好きな映画じゃなかった。

①展開がゆっくりすぎる。特に前半は菊地凛子さん演じる主人公がひきこもりという設定だからだけど、動きもゆっくりで間延びしてしまった。

②東京から青森・弘前に行くのに、なぜ、ずっと太平洋側を通っていたのか。(東日本大震災と絡めたかったのでしょうが、ただ遠回りしているだけ。実家が弘前でなく八戸へだったら少しは納得できた)

③レイプのようなことをされて、逃げて、浜辺に来て眠ってしまい、朝になり波がかかってめざめる…って、あざとすぎる演出に感じた。

私は好きな映画ではないけど、
菊地凛子さんは本当に主演女優賞級の演技でした。

Filmarksさんの試写会で
(感謝、ありがとうございます!)
会場は、テアトル新宿
舞台挨拶は、熊切和嘉監督、菊地凛子さん、竹原ピストルさん、オダギリジョーさん、黒沢あすかさん、風吹ジュンさん、吉澤健さん
上映後のティーチインは、熊切和嘉監督、菊地凛子さん
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