しんちゃんと30歳非リアが超能力を手に入れる
弱者男性がテーマとか云々聞いてて興味心で見てみた
重たいテーマなのに子供向けにちゃんと出来てたと思う
大根仁監督が描く男性のコンプレックスはリアル、アイドルに裏切られて夢なんて持たなくて良い!となってしまうのはまるでモテキを見てるみたいだった
この映画のオチが、「何もしようとしなかった結果が現在だし、今から頑張ろうよ」となってサンボマスターが「君はいて良いよ」と歌ったの、大根仁監督なりのアンサーなんだと思うし、「全然理解出来ないし飲み込めないけどがむしゃらでもいいから頑張ろうよ!生きよう!」となってて、その考え方は好きなんだけど、あまりにも問題を放棄していて素直に肯定できない
この非リアの根本的な原因が家族関係ではなく、本当に彼が改心できるような癖だったり思い込みだったりしたら、子供であるしんちゃんに、よくないよ?と一言言われるだけで改心できる材料になって良かったのでは?と思ったり
CGは結構苦言する人いるけどそこまで悪いとは思わなかったし、こんなに線がしっかりCGで出るんだということに驚いたし、しっかり立体感があったのも凄い、特に横顔部分の目のところ、遠近感があえて全然違うんだけどこんなに自然に出来るところもすごい
あと個人的にしんちゃんのギャグってこんな危なかっしかったけ?ひろしって子供の運動会前なのにフラフラ女性を追うような形で飲みに行ったりキャバクラにいくようなキャラだったけ?みさえってこんなヒステリックだったっけ?歳とって見方が変わってしまったのかあんま笑えないなーとなってしまった